レバンガ北海道がTIP OFFイベント開催 小野寺HC「史上最もいい成績目指す」
10月7日、アウェー秋田戦で開幕
B1レバンガ北海道は2日、北広島市内のショッピングモールで毎年恒例のTIPOFFイベントを行いブースター400人が集まった。イベントには合流前の外国籍選手2人を除き選手11人とスタッフが参加。選手それぞれが今季の抱負を掲げ、新ユニホームのお披露目も行われた。チームは9月9、10日に札幌・北海きたえーるで行われるB1中地区ファイティングイーグルス名古屋とのプレシーズンマッチで本格始動。開幕戦となる10月7日のアウェー・秋田ノーザンハピネッツ戦へ準備を整える。
◆HCとして初めて開幕を迎える小野寺龍太郎(41)
「桜井良太が今シーズンで引退する。クラブにとってもすごく大事なシーズンですし、個人的にも僕は桜井良太のためにチーム全体でハードワークをしていきたいと考えて選手たちに集まってもらっています。まだ合流していない2人の選手がいるんですけども、このメンバーでレバンガ北海道史上で、最もいい成績を僕たちは目指して頑張ってるので、今シーズンも会場で応援に来ていただけると嬉しい」
◆今季限りで現役引退を表明しているSG/SF桜井良太(40)
「抱負は『ラストシーズンハードワーク』。とにかくハードワーク。チームスローガンでもあるんですけども、ここをやっていきたい。シーズンが始まる前に発表させて頂いたマインドとしては、(26年スタート予定の)Bプレミアに向けて1つのハードルである観客動員平均4000人に少しでも貢献したい。皆さん、ぜひ桜井が引退するシーズンだということで、知り合いの方たちをたくさん呼んでいただけたら」
◆チーム初のダブル主将の1人・ PG寺園脩斗(29)
「抱負は『ハードワーク』。このハードワークを体現できるのは僕が一番なんじゃないかな。チーム一人一人の成長、意識がカギになる大事なシーズン。誰がキャプテンとかじゃなくて、一人一人がこのチームを引っ張る気持ちを持ってシーズンを過ごしてほしい。僕たちは小野寺HCから求められることを理解して遂行すれば必ずいい成績になると信じているので、ブースターの皆さんも開幕が来るのを楽しみに待っていただけたら」
◆5季ぶりに復帰し、もう1人の主将を務めるSG/SF関野剛平(29)
「抱負は『拘る』。HCが言っているプレー一つ一つにもこだわっていきたいですし、チームとしての目標はあるんですけど、一つ一つの勝ちにもしっかりと拘っていきたい。ブースターの皆さんが喜んでくれる、全力を伝えられるようなプレーをしていきたい」
◆3Pシューターとしての覚醒が期待されるSG中野司(26)
「抱負は『徹底』。今年は誰か1人が得点を取るチームじゃない。選手一人一人がそれぞれの役割を持ってしっかりそれを徹底して、それが勝利につながるチームだと思っている。自分自身も大きな役割を担っていると意識してプレーしていきたい。3点シュートはランキングにカウントされる90本をまだ超えたことがない。そこはしっかりクリアできるように、なおかつ成功率40%以上を決められるように頑張りたい」
◆加入3シーズン目を迎えるPG/SG松下裕汰(24)
「抱負は『ハードな気持ッ』。ちょっとYoutubeで間違えて言ってしまった。今シーズンも一人一人と強い気持ちを持って試合に入ることが大事。全ての試合を勝つつもりで一人一人強い気持ちを持って試合をやっていきたい」
◆23年1月に特別指定で加入し、初の開幕を迎えるPG島谷怜(23)
「抱負は『全うする』。チームの勝利のために自分のできる役割を全うすることが何よりも大事だと思った。去年、経験させてもらってるので、今年はより責任も役割も大きくなってくる。自分の役割をしっかり全うするれば持ち味を最大限に出せるんじゃないか」
◆ 昨季、B1初先発するなど52試合に出場したPF/Cナナーダニエル弾(26)
「抱負は『ディフェンス』。ハードなディフェンスでチームのピンチをたくさん救っていきたい。スタッツとか具体的なものはないんですけど、目に見えないところでハードにリバウンドに飛び込んだり相手の外国籍選手をしっかり守るところに徹したい」
◆B1中地区の新潟から移籍加入のPG綿貫瞬(35)
「抱負は『健康と笑顔』。健康でしっかりとバスケットをやれるということ、そして最後に皆さんと選手全員で笑って終われるようにしたい」
◆チーム初の選手兼通訳として新加入したPG高橋幸(21)
「抱負は『Win』。日本語で言うと勝つ。やっぱり勝ちにこだわって、コートでも通訳でも自分ができることを全力でやっていきたい」
◆右膝のケガから2季ぶりに復帰したSF/PFデモン・ブルックス(31)
「抱負は『Playoffs』。プレーオフ出場。プレーを全力でやって、チームでも全力でやって勝利をつかんでいきたい。(ケガは)メンタル的にも自分の体的にも厳しい時間もあったけど、今はすごくいい状態。今までよりも強く感じていますので、全力でプレーできる」
◆昨季、 B2山形ワイヴァンズでリバウンド王に輝いたCトーマス・ウェルシュ(27)
「抱負は『規律と決断』。日々の練習から努力をしたり日々の試合だったり、そういうところからやっぱり始まると思うので、そこからしっかりやっていきたい。試合でもしっかり結果を出して頑張っていきたい」