日本ハムの加藤貴之投手（３１）が５日、楽天モバイルパークで行われる楽天戦に先発する。左肘の張りにより、出場選手登録を抹消されていたが、中１３日で復帰。開幕投手も務めた左のエースが自己最多タイ８勝目を懸け、敵地のマウンドに上がる。
登板に向けた一問一答は以下の通り。

―開幕からフル稼働してきた。空いた期間はゆっくりできたか
「そうですね。投げたいという気持ちも沸いてきた。初回から全力で、変わらずに頑張りたいと思います」

―前回登板時、左肘はどんな状態だったか
「試合中に、初めての感覚があったので。コーチの方から１回、（ローテーションを）飛ばそうかと言われて」

―つったような症状か
「いや、全然。筋肉痛のちょっと強い感じというか」

―肘はどうケアしてきたのか
「ノースローにして。期間は２日ぐらい。痛いわけではなかったので、そこまで気は使ってないですけど」

―不安はあったか

「特になかったです。休めば治るかなと。大げさには捉えていなかった」

―残り試合が少なくなってきた
「休ませてもらったので、ここから（出場選手登録を）外れることなく、チームに貢献できるように頑張ります」

―小休止を利用し、今季の投球を振り返ることはあったか
「特には変えることもないですし、ピッチングは（映像で）見たりしましたけど。ここから数試合は本当に気合だと思うので。粘り強く。本当にみんな頑張っているので、自分も乗っていけるようにしたい」

―前カードのオリックス戦（エスコン）で上沢と伊藤が完投した。刺激になったか
「そうですね。完投はしたいですけど、そこは自分の調子もありますし。本当に一人一人全力で、あまり長い回を考えずにやっていきたいと思います」

―今季、投球回が自己最多（１５０イニング）に迫っている
「特には…。去年はけがをしてしまい（到達できなかったので）、できる限り頑張りたいです」