《SHINJOの信条》中村雅俊さんをイメージして。下駄履こうかなと思って(笑)
■パ・リーグ21回戦 西武6ー0日本ハム(9月8日、エスコンフィールド北海道)
―四回にトリックプレーで逸機した
「きょうの平良くんと上沢くんのピッチングを見てたら、1対0の試合を予想してね。なかなか打てないと思ったから。こっちから仕掛けようと思って」
―二走のマルティネスが挟まれる間に得点を狙ったか
「そうそうそう」
ー捕手が投げる瞬間に三走・清宮がスタートする
「そうそう。そしたら(捕手がボールを)落としてしまったから、それは計算にないわって。1点取って、上沢くんがギアをまたさらに上げて1―0の計算。それでいってほしかったな。こっちから先に、ちょっと仕掛けようと思ったんですけど。あれ1回落としたから、もう清宮くんは走れないですね。でも、ちょっとグワチョ(マルティネス)が出すぎたかなっていうところはありますね」
―捕手が二走を追って投げなかった
「それをされたらもう、こっちのせいなので。落とさなかったら、たぶんそのままポンポンと投げたんじゃないかな。まあ、こればっかしはね、やってみないと分からないからね」
―一、三塁に比べて作戦の難易度は高くなるか
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「キャッチャーの肩が強いんでね。バッて(リードが)大きく出た時にね(捕手に意識させるために)何球かいるんですけど。あの回は1球ボールの後から(サインを)出した。いきなりやってもキャッチャーは気づかないから。ボール球いって、ショートとアイコンタクトを取って投げるよっていうのを知らせないと。バッターは、あのサインは分からないので。打ったら、あれだけリード大きく取っているから2点入るという作戦ですね」
ー(上沢について自ら)
「外崎くんのホームランまで完璧で、その後がちょっと高く浮き始めたというところですね」
ー万波の1番は打席を多く回すため
「そうそう。(本塁打数リーグ)トップまで3本なので」
ー今後も1番固定か
「そうそう。(本塁打王のチャンスは)めったにないからね。3本差というのは。これが5、6本差だったら、1番じゃないかな。珍しくないですか? 23本がトップって。どれだけピッチャーええねん(笑)。チャンスはある。だから1番で打席に立たせたら、あと20試合で5、6打席ぐらいは変わってくれたらね。2打席連続とか、もしかしたらあるかもしれないのでね。チャンスはありますよね。その前もあまり調子は良くなかったから、何も考えずにね、1番というところで。初回も惜しかったけどね。あとちょっとでした。平良くんからホームラン打ってたでしょ、沖縄で」
―野村の4番もしばらく続けるか
「それはちょっと分からないですね。誰が4番になるか。打線になるような形を組みたいとは思います」
―郡司の左翼は今後も
「打線を重視するのであれば、セカンドも面白いんですけどね。試合でやらせないと、経験させないと、どうか分からないですからね。まずは練習からしてもらって。あしたはレフトでも面白いかなって」
―最近、ユニホームの裾が広い
「中村雅俊さんをイメージして。下駄履こうかなと思って(笑)。乾燥機に入れると、かなり縮むから。長めに作ったんですけど、やっぱかなり縮んだね」
―きょうは広がっていた
「ゴム付けたんですよ。選手は駄目ですよ。足元に(ボールが)来たらね、すぐデッドボールになっちゃう。あれは僕だけ」
―メンバー交換時に松井監督が大笑いしていた
「そうそう。『なんすか、それ』って。審判の方も『おー新しいね』って言ってました。もともと日本にこういう(裾が広がる)デザイン持ってきたの僕なので。膝の1個上に膝をつくって、そこからこう膨らませるという。まあ足が長く見えたらいいじゃないですか。格好良くね」
【《岩本勉のガン流F論》ピッチャーのハートはガラスでできている】