【一問一答】エース上沢 七回に突如乱れ8敗目「あの回にフォームがおかしくなってしまった」
■パ・リーグ21回戦 西武6ー0日本ハム(9月8日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの上沢直之投手(29)が8日、西武戦に先発し、七回途中6失点で8敗目(8勝)を喫した。六回まで1失点の好投を見せたが、七回に急変。先頭から2連続四球でピンチを招くと、3連続タイムリーで1死も奪えずノックアウトされた。試合後の一問一答は以下の通り。
―投球を振り返って
「あの回にちょっと何かフォームがおかしくなってしまって、タイミングが合わなかった。七回です」
―腕の振りのタイミングか
「腕が何か出てこなくなってしまった」
―突然だったか
「突然ですね」
―修正できなかった
「そうですね。そんな感じでしたね」
―これまでには、あまりないことか
「最近はないですね。(腕を)振ってもあんまりスピードが上がらなくなって、コントロールも効かないし、どうしようか迷ったんですけど…」
―ひずみはどの辺りから出てきたか
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「肩ですね。肩が急に上がりづらくなりました」
―痛みではない
「痛みではないですね。上がりづらく感じているのが、フォームが突っ込んだり、足がうまくいっていないのかもしれないし、どこから来ているか分からないですけど」
―前回の西武戦(8月25日)も五回まで好投したが、六回に崩れた。球数が影響しているか
「球数は関係ないですね。この前の試合(完封勝利を挙げた1日のオリックス戦)も球数は普通に投げられていたし。この前の西武戦と、今回やられた感じはちょっと違いますね。この前の西武戦は投げる球種の選択を間違えただけでしたけど、今回は普通に自分がうまく投げられなかった感じがします」
―フォークの感触は
「フォークはしっかり投げられて、割合の中では結構多く投げた方かなと。一発食らいましたけど、あれは別に僕の中ではそこまで後悔した選択ではなかったです」
―フォークの使いどころ、効き目は
「右バッターのインサイド寄りにしっかり投げて、三塁側にファウルを打たせたりとか、空振りも取れたし、感覚的には悪くないかなと思います」
―次に向けて
「最近は良い投球を続けてできない。月が変わって1発目は良かったので、9月は良い成績で終わりたいなと思っていた。月間MVPを獲るぐらいの勢いで頑張らなきゃなと思っていたんですけど。悔しいですね」
―2桁勝利も見えている
「そこはしっかりクリアしたいなとは思いますけど、まずはしっかり自分の良いパフォーマンスを継続することが先だと思っています」