札幌MF浅野「いいイメージがありますね」 1試合2得点を2度経験しているニッパツでもう一度
■9月9日、札幌ドームサブグラウンド
10日に行われるルヴァン杯準々決勝第2戦横浜M戦(18時キックオフ)の舞台となるニッパツ三ツ沢球技場との好相性を誇るのが北海道コンサドーレ札幌MF浅野雄也(26)だ。これまで1試合2得点を2度経験しており、この一戦でも相性の良さを発揮してチームを準決勝へ導いてみせる。
G大阪戦で自身初の2桁達成
2日のG大阪戦(札幌ドーム、4〇0)でリーグ戦10試合ぶりとなる勝利を達成。6日に行われた準々決勝第1戦(札幌ドーム、3〇2)では終了間際に生まれたFW小柏剛(25)の決勝ゴールで先勝を果たすなど上昇ムードが漂っている札幌。遠ざかっていた勝利をようやくつかみ取ったこともあり、今週の練習では選手たちの明るい表情を見る機会が多かった。チーム一の明るさと元気さを誇る浅野もまた、G大阪戦で自身初となるリーグ戦2桁ゴールを達成し、いつも以上に笑顔で練習に臨む場面がよく見られた。
広島時代の21年と今年4月
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ここまでニッパツで6試合に出場。そのうち先発出場したのは広島時代の2021年4月7日横浜FC戦(横浜FC0-3広島)、そして今年4月29日横浜FC戦(4〇1)の2試合。そのいずれも2得点をマークした驚異的な実績を誇っている。自身も「いいイメージありますね」と相性の良さを認識。第2戦のスターティングメンバーに浅野の名前が連ねられれば、3度目のゴールショーが開演することとなるかもしれない。
昨年に続き2度目のルヴァン杯制覇だ
浅野は昨年広島でルヴァン杯制覇を達成。「優勝して感じ取ったものを、このチームに還元したいなと思います」と、トーナメントを最後まで勝ち抜いた経験を札幌に注入し初タイトル獲得を目指すチームをさらに加速させようとしている。19年以来4年ぶりとなるベスト4進出に向け「勝ちます。勝ってきます」と意気込みを見せる浅野。昨年に続く〝個人連覇〟のため、そして札幌の初タイトル獲得のため、背番号18が勝利に向かってニッパツのピッチを縦横無尽に駆け巡る。