Bリーグ
レバンガのゴール下は任せろ 新加入のCウェルシュは昨季B2リバウンド王
■プレシーズンマッチ(9日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道63-73FE名古屋
チームトップの13得点
22-23年シーズンにB2でリバウンド王のタイトルを獲得したCトーマス・ウェルシュ(27)がチームトップの13得点をマーク。213センチ、111キロの強靱(きょうじん)な体で、攻守に渡りゴール下で何度もリバウンド、シュートブロック、パスカットと存在感を示した。
FE名古屋の208センチ、116キロのCショーン・オマラとマッチアップしても一歩もひるまなかった。「B1でも経験豊富な選手ですし大きいですし強いです。そのような選手と対戦できたことは本当にうれしく思ってますし、素晴らしい選手であればあるほど自分も対戦するやりがいがあると感じています。また明日、対戦できることを楽しみにしています」と胸を張った。
関野とのコンビネーションが抜群
5季ぶりに復帰した関野剛平(29)とのコンビネーションも抜群だ。第2クオーター(Q)開始早々、ボールを持ったウェルシュがゴール正面から右サイドに展開した関野へパス。関野はジャンプしながらすぐにリターンし、ウェルシュがフリーで3点シュートを決めた。第2Q終盤にもゴール下に走り込んだウェルシュに関野がアシスト。「一緒にプレーしやすい」とホットラインの開通だ。
ゴール下の制空権は補強の重要ポイントだった。「チームが求めていた結果ではなかったんですが、毎日練習をしている内容を試してみる状況ができた。映像からも今日の試合を振り返っていろいろ学べることはたくさんあると思いますし、また明日もプレーできるのでしっかりそこから成長していきたい」。チーム待望のビッグマンが、今季の躍進を後押ししてくれるはずだ。