ファイターズ
野村佑希 途中出場で野球人生初の二塁守備 「甘いポジションじゃない。とにかく練習」
■パ・リーグ23回戦 西武10ー0日本ハム(9月10日、エスコンフィールド北海道)
初挑戦は突然に… 八回に二ゴロを落ち着いて処理
日本ハムの野村佑希内野手(23)が10日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に途中出場し、公式戦で初めて二塁の守備に就いた。アマチュア時代も含めて未経験のポジション。八回には緩いゴロを丁寧に処理し「打球自体はそんなに難しくなかったですし、とりあえず1個さばけたので良かった」と、ひと安心していた。
ベンチスタートだったが、七回に急きょ、出番を告げられた。スタメン出場していた上川畑に代わり、二塁へ。心の準備はできていなかったが「そんなに多くは練習していなかったですし、緊張は逆になかった。エラーするもんだ、ぐらいの感じで、とりあえず中途半端なことはしないように」と腹をくくった。
〝珍客〟に気付かぬほどプレーに集中
この日の試合は、屋根を空けて実施され、球場内にトンボが飛来していた。そのうちの1匹が野村の帽子の上にピタっと密着。仲間に指摘されるまでハプニングに気づかず、珍客を乗せたままプレーするほど、一球に集中していた。
新庄采配の一つ 野村「出られるチャンスも増えてくる」