【一問一答】12日オリ戦先発のポンセ 球団へ異例のお願い「ビッグボスジャージーを着たい」
日本ハムのコディ・ポンセ投手(29)が12日、エスコンフィールド北海道で行われるオリックス戦に先発する。4月に左膝を負傷し、長期離脱したが、夏場に復活し、自身3連勝中。本領発揮の来日2年目右腕が連敗中のチームを救う。また、取材の最後には報道陣にかなえたい願いを打ち明け、記事掲載を依頼。黒と赤を基調にした新庄剛志監督(51)監修の期間限定襟付きユニホームに触れ「一回でいいので着たい」と熱く訴えた。登板に向けた一問一答は以下の通り。
―雨で登板予定が変わった。体の状態は
「問題ないですし、準備はできている。しっかり休養は得られた」
―調整で取り組んできたことは
「体のケアをしっかりすること、けがをしないことを第一に考えて。あとは心構えにはなると思う。登板間隔が空いてしまうと気持ちが切れてしまう部分があるので、切らさないでしっかり準備をしていく、競争心を持つ、闘争心を持つ。そこが、一番難しいところではある。メンタルを常に切らさないように、長い期間を過ごしてきました」
―自身3連勝。状態は上がっているか
「去年もシーズン終盤に状態が良くなってきたので、今年もそれと同じような状態が続いていることに関してはプラスに捉えています。相手はオリックスですけど、毎回違う対戦相手だと思って、自分のデビュー戦という気持ちで、初心を忘れずに挑むことが大切なのかなと思う。フレッシュな気持ちで、挑戦者という形で挑んでいきたい」
―コーヒーを飲むこと以外で、気持ちを切らさないようにやっていることは
「コーヒーを飲むことは自分のルーティンの一つなので、毎日続けていて。あとはトレーニングをしつつ、メンタルもオンにし続けることが大事だと思っている」
―ラグビーワールドカップが開催中。関心はあるか
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「清宮ともラグビーの話をしていた。興味がすごくあるわけではないんですけど、アメフトが好きで、ラグビーもフィジカルの強い当たり、衝突のあるスポーツ。アメフトはヘルメットとか付けて衝突するスポーツで、ラグビーはそういうものをつけないで衝突する。フィジカル的に厳しい。ただ見ていてもおもしろいスポーツだと思っているので、そういったことを清宮とも話した。やっぱり僕はアメフトも好きで、シーズンがちょうど始まったところ。それもこれからの楽しみではあるんですけど、やっぱり野球のシーズンの最後と、アメフトのシーズンの最初が重なってしまうので、見に行けないのは悲しい。オフシーズンに楽しみたい」
―アメフトの経験は
「小さいときに経験はあって、もちろんNFLではないんですけど。やっていました」
―ポジションは
「高校の前はオフェンシブライン。ガードというところをやっていたんですけど、高校からはクオーターバックをやっていました」
―競技を選択する際、野球とアメフトで迷うことはあったか
「アメリカの高校は4年あって、3年目にアメフトに行こうか野球に行こうか悩んだ時期はありました」
―野球に決めたのは
「日本に来ることができましたし、野球で良かったかなと結果的には思います」
―(自ら報道陣へ)
「みなさんの助けが一つ必要なんですけど、ポンセがビッグボスジャージーを着たいという見出しをつけて、記事を書いてください。僕は着られていないんですよ。黒い襟付きのユニホーム。ずっと着たい着たいと言っていて。一回でいいので着たいです」
―あのユニホームのどこが好きなのか
「ああいう形のユニホームは世界中、どこを探してもないので、そこが一番好きです」
―選手からは暑いという感想もあったが
「北海道はだんだん寒くなってきて、今は寒いと思っているので問題ないです。夏は通り過ぎたので問題ないです」
―球団に相談して、入手できないのか
「チームにまだ話をしていないので、メディアの皆さんが言ってくれれば、チームも自分に話しかけてくれると思うので(笑)。手間が省けるので皆さんの助けが必要。SNSに投稿し、ファンがリアクションしてくれたので、皆さんの力もお借りしたい。ちなみに、NFLはフォーティナイナーズのファンです」