■パ・リーグ２１回戦　ソフトバンク１－３日本ハム（９月１６日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの加藤貴之投手（３１）が１６日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に先発し、７回１失点の好投を披露した。同点で降板したため、８勝目はならなかったが、５失点した前回９日の西武戦（エスコン）の雪辱を果たした。登板後の一問一答は以下の通り。

―登板を振り返って
「自分の中で何か変えないと、と思っていた。（伏見）寅威さんに良い配球をしてもらったと思うし、野手にも助けられて、良かった」

―足の上げ方が変わっていた
「そういうところも含めて、自分の中で何か変えようと決めてやっていた。今のままで打たれるなら変えてみようという感じでした」
 

―誰かの助言を受けたのか

「特にないです。自分で？ はい」

―シーズン中にこれだけフォームを変えるのは珍しいか
「（普段なら）特に変えることはないですけど、これだけ打たれていますし、チームに迷惑を掛けているので。そこは何か変えたいと思って。（もっと早く）やろうやろうと思っていたんですけど、ちょっと勇気が出なかった…。前回、西武戦で打たれたので。もう自分の中で変えようと。結果を残したいと思いました」

―相手打者のタイミングよりも、フォームの改善を重視
「バッターに投げていなかったので…でも、思い切って変えました。（投球動作の意識としては）しっかり立つだけです」