ファイターズ
五十幡 絶妙セーフティーでサヨナラ演出 新庄監督「あれがチームワーク」
■パ・リーグ21回戦 ソフトバンク1-3日本ハム(9月16日、エスコンフィールド北海道)
九回1死からノーサインでバント安打成功
韋駄天のアイデアが、サヨナラ勝ちを呼んだ。日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が16日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に「9番・中堅」で先発出場。同点で迎えた九回1死からバント安打で出塁し、1番・万波中正外野手(23)の決勝弾につなげた。
機転を利かせ、難攻不落の守護神・オスナに揺さぶりを掛けた。ベンチはノーサイン。自らの判断で小技を仕掛けた。「初球から絶対やってやろうと思っていた。どれだけサードが前に来てても、ピッチャーに捕らせるイメージで。オスナはすごく良い球を投げるけど、塁に出れば制球を乱すこともある」と、三塁前へ絶妙な強さの打球を転がした。
一塁上で相手選手と左膝が接触するアクシデント
脚力を考えれば、楽々セーフのタイミング。快足を飛ばして一塁へ駆け込んだが、アクシデントが待っていた。ベース上で左膝が相手選手の足に接触。バランスを崩して転倒すると、右膝の外側を地面に強打した。しばらく立ち上がることができず、トレーナーに付き添われてベンチへ。そのまま代走を告げられゲームから退いた。
盗塁も決めたい気持ちあった。ちょっと悔しい