《SHINJOの信条》(清宮、万波の走塁ミスに)7時間くらい走塁練習しようかな
■パ・リーグ22回戦 ソフトバンク1-6日本ハム(9月17日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後自ら)
「(根本の)フォアボールは何個でした? 2個? デッドボールも2個か…」
―四球は三つ
「三つ。ヒットはそんなに打たれていないですけど、もっともっといいピッチングができると思うんですよね。もったいないところがありましたよね。いつ代えようかという感じの投球だった。でもきょうで2勝目。彼はピッチングのコツをつかめば、2桁勝てるピッチャーだと思うから、投球術というものを(身につけてほしい)。あのスライダー。なかなか、決まれば打ちづらいボールを持っているから。ちょっと(直球の)スピードが落ちました? 本人は真っすぐがいいと言っていたんですけど、もっとキレのいいボールを去年は放っていたんじゃないかなと思うんですけどね」
―セットポジションにした影響もあるか
「いや、セットでも(去年は)意外とキレはありましたけどね」
―六回途中、鈴木にスイッチ。継投のタイミングは監督の意思か
「90球を超えていたので。さあ、誰で行こうかというところ。長谷川くんか鈴木くんで。一人、鈴木くんに行ってもらって、次の回は長谷川くん。右バッターに対しての長谷川くんが見たかったから」
―先制点になった奈良間のセーフティースクイズはサインか
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「ああ、あれね。サイン。(三塁手の)リチャードくんが後ろに下がっていた。(左利きの)和田くんは(一塁に投げる場合に)捕って回転しないといけない。エスコンは、打球の転がり方が難しい。一、三塁というところで、慌てて悪送球ということもある。(一塁に送球しやすい)右ピッチャーだったらセーフティーのサインは出していない」
―作戦が成功し、ベンチで喜んでいた
「ピッチャーが捕ってくれたからね。(打球が)もうちょっと左でも良かったかな」
―2死からのセーフティースクイズ。機会を探っていたか
「うーん、リチャードくんの守備位置を見た瞬間に、1点ほしい、セーフティーやろうと」
―奈良間がきっちり決めた
「ね! シンカーというか、(投球が)外に行かないでくれというのは思っていましたけど。でもそれよりきょうは、5点差だったからいいんですけど、走塁。これが0-0だったらどうするんだと。そこらへんは徹底的にやっていかないと。(八回の攻撃は)1死だったので、(二塁走者の)万波くんはあれで捕られてタッチアップできなかったら、それでオーケー。1死はハーフウエーで捕るか捕らないかを見極めて、(本塁へ)かえるのはもう、100%なので。(五回の攻撃で走塁死した)清宮くんに関しては、郡司くんが良いスタートを切ってね、ほぼ刺せないというところで、(三塁へ)行く必要がないし。練習してその感覚をつかませないといけない。7時間くらい走塁練習しようかな。同点とか、向こうが1点リードとかなら、本当に大事になるから」
―途中出場の細川が八回に好守
「細川くんね、いいサーカスというか、魅せるプレーをしてくれましたね。俺もよくやっていた、あれ。全然イージーなんだけど、ちょっと遅らせ気味のダイビングキャッチ。あれ、気持ちいいんですよ。ばれないように」
―イージーか
「イージー、イージー」
―細川は魅せるつもりじゃないかもしれない
「あー、それは分からない。でもそうやってダイビングした方が簡単な時もあるから。人工芝だったら怖さが出てくるから、ダイビングはなし。エスコンだったらダイビングできる。それは森本コーチが教えるというか、自分の判断。きのうの五十幡くんの(左中間への打球を追った)プレーもね。ピッチャーも五十幡くんが捕れなかったら仕方ない。スタンドで見てるファンの方たちは五十幡くんのエラー見れた! ラッキーというぐらいの選手になってくれたら」
―五十幡が負傷で抹消された。時間がかかるか
「今シーズンはちょっともう難しいですね。膝の裏がちょっと良くない。何か起きますね。もったいない。あれは仕方ないんですけどね。(お尻のポケットに)ロジンじゃなく、塩を入れといた方がいいかな。ははは。でも野村くんは今年、けがないから。初めてじゃないの? シーズン通しては」
―エスコン開業以来、最多のファンが入った
「この3日間は多いですよね。あしたもいっぱいでしょ? いや、うれしいですよ。Fビレッジ前駅ができたら、相当入ってくるだろうし。優勝争いしていたら席の数をあと1万ぐらい増やしてもらわないと(笑)。入りきれないから。そうなるように…そうします!」