【一問一答】20日の西武戦に先発の上原 好調の一因はマウスピース
日本ハムの上原健太投手(29)が20日にベルーナドームで行われる西武戦に先発する。西武との対戦は今季5度目。大型左腕は手の内を隠すことなく、真っ向勝負を誓った。登板前日の一問一答は以下の通り。
―1週間の調整は
「本当、いつもと変わらないように全く同じ調整を続けてきました」
―好調を自覚しているからこそ
「僕は好調なのか、投げてみないと分からない(笑)。やっておくべきことを、ずっとやっている感じです」
―前回の登板後、アバウトに投げるのが奏功していると
「一応(コースは)狙っているんですけど、全然、狙ったところに行かない。とりあえずストライクゾーンの中で散ってくれと」―ブルペンと実際のマウンドの結果はリンクするタイプか
「あまりあてにならないですね。ブルペンとマウンドが同じ感覚だったってことは、そんなにないかもしれない。良すぎると、ちょっと不安になりますけど、きのうは悪かったので大丈夫かな(笑)」
―登板時はマウスピースをつけている
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「去年の途中からですね。ピッチングへの影響は分からないけど、けがが減ったというのは大きく関係していると思います。結構、首痛が出やすいので。毎年悩まされて、開幕が夏くらいになっていた。それが去年から、ぱたっとなくなった」
―歯を食いしばらなくなったか
「食いしばる時のかみ合わせや、首周りの使う筋肉が変わってきた。首と肩は直結している。体は大丈夫なのに、肩周りのコンディションが悪くて調子が悪くなるということがあった。それがなくなって調子が維持できています」
―きっかけは
「もともと、かみ合わせがすごく悪い。改善したら肩や首のけがも良くなるんじゃないかなと思った。矯正は時間がかかるので、マウスピースをいろいろ探して、良いものが見つかりました」
―つけるタイミングは
「何かやる時はだいたい、つけてますね。試合の時と、ウェートの時。あとは寝る時。3種類くらいあるので、それで使い分けています」
―登板は残りわずか
「西武とは今シーズン5試合目。西武打線も球に慣れていると思いますし、僕もイメージしやすい。しっかりやることをやれば、何とかゲームはつくれるかなと思う。勝ち負けはどうすることもできないけど、勝つ確率を上げるためのピッチングを心がけたいです」