ファイターズ
森本稀哲コーチ 西武時代からの〝仲間〟の引退に「グッとくるところがあった」
■パ・リーグ25回戦最終戦 日本ハム1ー4西武(9月20日、ベルーナドーム)
木村と西武で2年間ともにプレー 試合後には花束を贈呈
日本ハムの森本稀哲外野守備走塁コーチ(42)が20日、西武戦(ベルーナドーム)後に行われた木村文紀外野手(35)の〝引退セレモニー〟で花束贈呈役を務めた。2014、15年と西武でともにプレー。「やっぱり思い入れが違う。思うところがありましたし、グッとくるとろがあった。試合中も泣きながら(ベンチに)帰ってきて、やばいなって」と目頭を熱くした。
立場を変えて〝再会〟の今季 「よく頑張ったね」
今季から選手とコーチの間柄になった。「ずっと一緒にやりたいと思っていた。大事なところでけががあったりして、その願いはかなえられなかった」。今季初昇格となった試合前には言葉を交わし、「本人もすっきりした形で辞められるということで、それが一番かな」と、しみじみと語った。
現役最後の打席は、左翼線を破る二塁打だった。「よく頑張ったね」と声をかけたこと明かし、「良い形で終われたと思います」と、ねぎらっていた。