《SHINJOの信条》まだ子どもは小ちゃかったですね~ ウルッときました
■パ・リーグ25回戦最終戦 日本ハム1ー4西武(9月20日、ベルーナドーム)
ー(試合後自ら)
「木村くん17年間、俺も17年間、一緒だね。プレー1つにしても野球選手としてのオーラがある選手。今後も次のステージで協力できることがあれば、何でも相談してっていう話をして今、別れてきました」
ー守備位置を移すのは最初から決めていた
「そう。2年間でしたけど、ファイターズで応援してくれたファンの方々に守っているところを見てもらって、15年間、木村くんのことを応援してくれた西武のファンの皆さんに最後の姿を。そして交代した時にライオンズのベンチの前を通って、握手してもらいたいなと思っていた。精いっぱい、僕のない頭を振り絞って」
ー最後の交代は、一度レフトを守ってから
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「最後は西武の選手と握手してほしかったので。まだ子どもは小ちゃかったですね~。あれはちょっと、ウルッときました。でも彼なら次のステージで、また大きなことをしてくれると思う。ちょっと、ひとまずはね。体がボロボロだったから。膝と腰と脇腹。家族と旅行も行けてなかっただろうし、ゆっくり休んでもらって。また次、どこかで会いたいなと思います」
ーオリックスが優勝を決めた
「なんであそこまで選手、打順、ポジションを変えて、こんな早く優勝できるのかな~って。すごい不思議ですよね。それは中嶋監督に会って聞いてみたい。3年連続、すごすぎません? ファイターズで僕も一緒にユニホームを着てやらせてもらっている。中嶋さん、何歳まで(現役)でしたっけ? 52歳ぐらい?」
ーそこまではやってない
「でも、相当やったでしょ。俺がバリに行っている間も、ずっと『え?まだやってんの??』って。頭の良さや経験が、この3連覇を物語っていますよね。(阪神の)岡田さん同様、中嶋さんの試合は必ず、終わった後に(見ている)。特にチャンスとかピンチとかの場面での起用法はすごく勉強させてもらってます。でも、うちは応えてくれない。同じようにやってるんですけど…(笑)それは経験ですね。連覇して、そういう場面でどういうことをしたらいいか分かっている選手が多いので。うちもそういうふうに必ずなります。まあ、見といてください」
【写真たくさん:プレーバック 日本ハム1ー4西武(9月20日、ベルーナドーム)】
【親交が深かった池田が明かす 木村の愛される人柄と頼れる一面 「キムさんみたいになりたい」】