【プレーバック】J1第28節 名古屋1-1札幌(9月23日、愛知・豊田スタジアム)
敵地で先制許すも MF小林の今季3点目で勝ち点1もぎ取る
北海道コンサドーレ札幌は名古屋グランパスとアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。札幌は前半から主導権を握り、左右に揺さぶりをかけながら攻撃を仕掛けてゴールを狙い、対する名古屋は1トップのFWユンカーを中心にカウンターを狙う展開。札幌は前半に放ったシュート3本の中で2度の決定機があったが、相手守護神GKランゲラックのファインセーブに惜しくも阻まれた。名古屋には同0本とチャンスをつくらせずに前半を0-0で終えた。
試合は後半開始早々に動いた。同5分、相手自陣からのロングボールにユンカーが飛び出す。マークに付いたDF中村桐耶(23)がそのボールの競り合いでワンタッチで入れかわられると、一気にゴール前まで運ばれ、ニアを打ち抜かれて先制点を許した。
しかし、札幌も黙っていない。同21分、FW菅大輝(25)、小柏剛(25)、MFスパチョーク(25)の素早いパス交換からの連係で左サイドを崩すと、最後は菅の高速グラウンダークロスにMF小林祐希(31)がゴール前に飛び込んでワンタッチシュートで同点。その後も札幌は、同30分に右CKからDF岡村大八(26)が放ったヘッドがポストを叩くなど攻勢を強めて決定機をつくったが、最後まで勝ち越すことはできずに敵地で勝ち点1を分け合った。勝ち点は33となり、順位は一つ上げて12位となった。
試合後、3月18日G大阪戦以来の今季3点目をマークした小林は「勝っていないので何も言えない。(ゴールは)たまたまボールが来たので触っただけ。勝ち点2を失ったと思っている」と肩を落とした。次節は30日にホーム柏戦(札幌ドーム)を迎えるが、MF宮澤裕樹(34)、岡村がこの日の警告で累積4枚目のイエローカードをもらい、ここまで3バックの中央を務めてきた2人が出場できず。さらにMF荒野拓馬(30)も2試合の出場停止中で、U-22日本代表のDF馬場晴也(21)もいない。ミハイル・ペトロヴィッチ監督(65)は「この逆境をはね返すことができる選手たち。柏戦も強い気持ちをもって戦ってくれると信じている」と前を向いた。
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