《名古屋戦後》MF小林はもう2点くらい取れていてもおかしくなかった
■J1第28節 名古屋1-1札幌(9月23日、愛知・豊田スタジアム)
残念ながら得点は1点どまりだったが及第点を与えてもいい
―試合を振り返って
前節、湘南に敗れて北海道からやって来てのアウェーゲーム。名古屋も4試合勝てていない。両者ともそういう状況の中で、何としても勝利を挙げたいという非常に難しいゲームではあった。
その中で札幌が立ち上がりからゲームをしっかりとコントロールできていたと思うし、チャンスも多くつくれていた。湘南戦もそうだったが今日のゲームも多くのチャンスをつくったが残念ながら得点は1点どまりだった。あれだけのチャンスがあれば、もう少し得点に結びつけておかなければいけない。ただ、チームとしての狙い、規律、攻守の切り替え、球際の強さにおいては及第点を与えてもいい。チャンスを得点にすることをもっと解決しなくてはならない。
小林からはあとで罰金を取ろうと思っている
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―小林が攻撃を活性化させていたが、プレーはどうだったか
今日、私はあとで小林から罰金を取ろうと思っている。なぜなら今日は1点しか取れなかった。もう2点くらいは取れていてもおかしくはない。まあ冗談ですが。
小林に関しては非常に素晴らしいプレーをしていた。どの選手も我々のチームにフィットするには時間はかかるし、小林に関しても時間はかかった。FWアンデルソン・ロペス(横浜M)も最初の3カ月くらいは出られなかった。スペシャルな選手でも、そうした我々の特殊な戦い方に慣れるのに時間はかかる。我々の戦い方としてはチームとしての役割がはっきりしているが、選手がそれにアジャストしてくることで活躍できるようになる。それを理解して、そして規律を守りながらプレーすることで選手は活躍するし、成長していく。
次節、選手は本来のポジションではない位置でプレーも
―次節は宮澤、岡村が出場停止となって荒野と馬場も出場できない
なかなか状況的に誰が出るのか試合後すぐにはプランはできない。ボランチの選手がセンターバックをやるのか分からないが、本来のポジションではないところで選手が出てくるのはある。
―(最後に自ら)
今日はこのスタジアムでのリーグ戦が最後ということでサポーターが多かったんですか? (約3万6950人の入場者は)てっきり私は札幌を見るために多くの人が来ていると思いましたが、どうやら私の勘違いだったようです。