《SHINJOの信条》(連日、盗塁を刺した田宮に)あんなに肩、強かった?
■パ・リーグ24回戦 楽天9ー1日本ハム(9月25日、エスコンフィールド北海道)
―先発の伊藤を九回も続投させた
「きょう、最後の登板でね。彼は将来、ファイターズのエースになってもらわないといけないピッチャーなので。見に来てくれているファンの前で、何とか伊藤大海を見せてほしいな、というところで。まあ、負けはしましたけど、素晴らしいピッチングをしましたね。ちょっと感動をもらいましたね」
―試合前、伊藤の肩に手を掛けて話しかけていた
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「きょうは最後の登板だしね。やってくれよと。9回いくよ、という話も。彼がやってもらわないと、強くならないのでね。田宮くんのボール(四回の二塁補殺)、見ました? あの低さで、上から落ちずにそのまま行ったでしょ。あんなに肩、強かった? 去年、肘痛い、肘痛いということばかり聞いていたから。肘が治って、体を鍛え始めて。すごかったですよ。その前(一回)、ワンバンになってしまったけど、あれも捕ってから早いし。コントロールも良いし。きのうも(3補殺)。素晴らしいキャッチャーになるんじゃないですか。リードも面白いし。1打席目は白いバットを使っていて。俺、田宮くんは黒いバットのイメージで。バットを握りに行ったら、白いバットが重かった。ヘッドが効いていて。『ちょっと悪いけど、黒バットで打ってくれない?』と言ったら、ホームランを打ってくれた。素晴らしい弾丸ライナー」
―黒いバットの方がヘッドが軽かったのか
「バランスが良いし、(感覚的に)ちょっと軽かったから。田宮くんには黒い方が合うんじゃないかなと思って」
―田宮自身のバットか
「そうそう。ホームランを打った後、また白に変えたら、大したものですけどね(笑)」
【8月の記事:田宮裕涼捕手の「待ってろエスコンF」】