「僕が見たかった青空」工藤唯愛 道産子代表としての覚悟【連載⑤】
秋元康が総合プロデュースするアイドルグループ「僕が見たかった青空」(僕青)は6月15日に結成された。工藤唯愛(14)は、全23人のメンバーの中で唯一の道産子だ。「青空について考える」が発売される8月30日を皮切りに活動が本格化。最終回では地元・北海道への愛を語り、道産子代表として僕青を引っ張っていく決意を見せた。
「いつかメンバーのみんなとも北海道に行ったりできたらいいな」
工藤にとって北海道は大切な場所だ。「北海道の人がメンバーの中で私だけっていうのも不思議な感じです。でも私は生まれてからずっと北海道にいて北海道が好きなので、いつかメンバーのみんなとも北海道に行ったりできたらいいなって思っています」。
パーソナルカラーが「ブルベ冬」というのも運命的だ。「(パーソナルカラーを)知らなくて、メイクしたりとか服を選ぶときに参考にするといいよって聞いたことがあったんですけど、自分が何なのかとかは全然わからなくて、初めて知ることができたので参考にしてみようと思いました。これからたくさん調べて診断結果を活用していきたいです」と笑顔を見せた。
「寒すぎるのも暑すぎるのもあんまり得意じゃないです…」
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真っ白に広がる雪景色が大好きだった。「北海道は雪がすごい降るので、雪が降るところに行かなくても雪遊びがすぐにできることがすごいです。毎年かまくらを作ってました」と雪まみれになりながらはしゃぎ回っていたという。しかし「暑いのよりは寒い方が慣れているかもしれないんですけど、寒すぎるのも暑すぎるのもあんまり得意じゃないです…」と苦笑い。「北海道の初夏ぐらいの気温が好きです」。過ごしやすい新緑の季節を思い浮かべた。
「北海道でもライブとかお仕事で行ってみたい」
無事にデビューを果たし、ここからの夢は広がっていくばかりだ。「私はまだ北海道と東京しか行ったことがないので、北海道でもライブとかお仕事で行ってみたいです。たくさん行ったことのない県もあるのでいろんなところにお仕事で行けたらいいなって思います」。これから立ち合うであろう新たな発見や初めての経験が全て工藤唯愛の財産となる。
「ギャップを見せられるようなアイドルになることが目標」
大好きな北海道から上京し、アイドルとして生きていく覚悟は決まった。「普段はメンバーからもおっとりしているねとか言われることが多いんですけど、パフォーマンスになったらかっこいいギャップを見せられるようなアイドルになることが目標です!」。ステージ上でスイッチの入った瞬間、14歳の道産子アイドルが見せるギャップに注目だ。