ファイターズ
松本剛 「心の支え」だった谷内に感謝 引退発表後、LINEで送られてきたメッセージの中身とは
5シーズンともにプレー 27日に引退試合&セレモニー
今季限りでの現役引退を表明した日本ハムの谷内亮太内野手(32)が、27日のロッテ戦(エスコンフィールド北海道)で引退セレモニーに臨む。2019年から5年間、苦楽をともにしてきた松本剛外野手(30)が、「心の支え」だったという先輩への思いを明かした。
突然の報告 発表前に告げられた引退
突然の報告に驚きを隠せなかった。谷内の引退が発表される数日前、松本剛は電話でユニホームを脱ぐことを告げられた。
「びっくりしました。まだまだ全然できるでしょと思いますし、でも本人が決めたことなので。谷内さんには、めっちゃお世話になりましたね」
憧れていた堅実なプレー 時にはバッティング談義で盛り上がった
ヤクルト時代から披露していた堅実なプレーに憧れていた。18年オフに谷内がトレードで日本ハムに加入。ファームで一緒に過ごす時間も多く、バッティング談義で盛り上がったこともあった。
「ファイターズに来て、あらためて良い選手だなって思っていたし、野球が大好きというイメージしかない。それこそ今年、ベンチにいてほしかったなと思った瞬間は正直、何度もあった。自分が(試合に)出ている中では一番上になることが多くて。いつ帰ってくるのかなって、ずっと思っていました」
野球を熟知 存在感の大きさを痛感
スーパーサブとしてチームを支えていた谷内だったが、移籍5年目の今年は7月5日に2軍降格。ベテラン不在の時間が続き、存在の大きさを痛感させられた。
「野球を知っているからこそ(声を)かけられるタイミングというか、それこそマウンドへ行くタイミングとか上手だし。下を向いている時、チームがうまくいっていない時に、ああいう選手がいてくれたらと僕は思います。助けられた部分がいっぱいあります。うまくいかない時に谷内さんが声をかけてくれたり、僕がふてくされ気味になった時も声をかけてくれたり。いるといないじゃ違ったなと」