【一問一答】27日のロッテ戦に先発の上原 「最後まで変わらずにやってきたことをやる」
日本ハムの上原健太投手(29)が27日にエスコンフィールド北海道で行われるロッテ戦に先発する。プロ8年目の今季はここまで4勝6敗と黒星が先行しているが、キャリアハイの投球回数96回⅓を投げている。登板前日の一問一答は以下の通り。
―シーズンも残りわずかとなった
「最後まで変わらずにやってきたことをやることじゃないですかね。変に考えたり、変にいろいろすると良くないので、いつも通り。はい」
―前回登板した20日の西武戦では、2本の2ランを浴び、六回途中4失点で6敗目を喫した
「ソロだったら良かったかったんですけど、2ラン2本はさすがにきついっすね」
―調整で変えたところ
「本当に何も変えていないですね。いつも通り。そうっすね。何も変えていないです」
―今年、新庄監督のアドバイスで投球スタイルが変わった
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「投球スタイルが変わったというより、ストライクが取れるようになった。どの球種でもストライクが取れているのかなと思いますし、(カウント)3ボール、3ー2からでも変化球が投げられたり、今年はそういうのが、かなり大きいかなと思います」
―チームの方針で四球を少なくする
「それもあると思います。四球を出すと、すごく空気が悪くなっちゃうので、それだけは本当に嫌なので。四球を出すなら、前回みたいに2ランを打たれた方が気持ちが楽っす。打たれたくないですけど(笑)」
―シーズンを戦ってきて、疲労感は
「例年よりはうまくコンディションは整えられていると思う。ウエートトレーニングの強度をかなり高めて今シーズンずっとやってきているので、投げた疲労より、ウエートトレーニングの疲労の方がやばいですね」
―ピッチングにも良い効果が
「出ていると思います。これまでは、次の登板までコンディションを整えることにいっぱいで、ウエートをする余裕がない感じだった。それでもウエートをやるみたいな。逆にそっちの方が今シーズン合っていたので、一回、極限まで追い込んで、何とか残りで戻すみたいな。それがハマっている感じはありました」
―誰かのアドバイスか
「何がきっかけで始めたか、ちょっと覚えていないですけど(笑)。何でやり始めたのか思い出せないですけど、でもウエートを始めた時に、とりあえず今シーズンはこのウエートの疲労でダメだったとしてもいい、というふうには気持ちを切り替えていました」
―ウエートトレーニングの疲労は、次の登板までに抜けているのか
「全然、残っている時もありましたね」
―それでも状態は良かった
「そうですね。意外と投げられる感じはあったので、腰は痛いし、肩周りパンパンだしという状態で投げたりもしましたし、それでも状態は良かったので、あんまり関係ないなっていう感じです」
―ウエートトレーニングでは、どこを重点的に鍛えるのか
「背が高い人は結構、ウエートが苦手だったり、重量が上げにくいとかある。下半身だったら、とにかく低いところで自分の力をコントロールできるように、スクワットもフルスクワットで、いけるところまでいくっていう。重さもどんどんどんどん上げていって、そういう自分が苦手なところを重点的にやって、上半身は全体的にかなりガッツリ。次の日のキャッチボールで5、10メートルぐらいしか投げられないぐらいやる」
―体に変化あったか
「見た目はそんなに変わらないんですけど、いろんなパフォーマンステストみたいな数値はバンって上がったので、あとは飯を食べて体を大きくすればいいかなと思います」