両チーム合わせて２３安打の乱打戦　 先発の松岡が六回途中７失点

　日本ハム２軍は敵地でＤｅＮＡと対戦し、乱打戦の末に８―９で競り負けた。

　二回、４番・福田光輝内野手（２５）の５号ソロで先制すると、郡拓也捕手（２５）と阿部和広外野手（２０）にもタイムリーが飛び出し、一挙３点を奪取した。３―２の三回には有薗直輝内野手（２０）が適時二塁打。４―２の四回には福田光が右前へタイムリーを放った。

　六回に敵失で１点を加え、６―２としたが、その裏に一挙５点を奪われた。五回まで２失点と好投していた先発の松岡洸希投手（２３）が５安打を許すなど３失点。１点差に詰め寄られた。２番手登板の宮内春輝投手（２７）も相手の勢いを止められず、２点を失い、試合をひっくり返された。宮内は七回にも味方失策などもあり、２点を献上した。

　打線は６―９の八回１死満塁で、福田光が中前にはじき返し、１点差とした。だが、九回１死三塁のチャンスで後続が倒れ、万事休した。