《SHINJOの信条》谷内くんがすべてのポジションで超一流なので
■パ・リーグ24回戦 ロッテ4ー2日本ハム(9月27日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後自ら)
「いや~谷内くんのタイムリーの1対0で勝ちたかったですね…。守り勝って。谷内くんのお別れゲームにしたかったので残念です」
―良いヒットだった
「ねっ。良いヒット! さすが去年、得点圏打率4割以上のバッティング。最後に見せてくれました」
―ポジションを変えた
「もう谷内くんがすべてのポジションで超一流なので、サード、ファースト、ショート、セカンドと考えていたんですけど、谷内くんの方から、セカンドとショートを入れ替えてくださいと。ショートへのこだわりがすごくあった選手で。分かった。最後はライトにしました。ハハハ」
―日本ハムファンの近くで
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「そうそうそう。近くで。谷内くんのライト、一回も見たことないと思うので」
―守備位置の変更は事前に伝えていた
「そうそう。谷内くんにこういう案があるんだけど、と伝えた時に、僕、お願いがありますと。DHか代打で終わりたい。なぜかと聞いたら、僕が守るより、若い選手たちに守らせて、今後の成長につなげてほしいと言われたんですけど。さすがだなって。でも、僕がそうじゃない。とりあえず俺に任せてくれ、こういう案があるからというみたいな話はしました」
―引退試合の当日まで本人には言わなかった
「いや、違う違う。谷内くんから最初にDHか代打でお願いしますと言われた。で、ちょっと違うなと思って、考えさせてくれと言って、こうこうこういう案がある。全部のポジションを守らせたいと言って、谷内くんが考えさせてくださいと。それはもうね。最後の試合なので分かりました、よろしくお願いしますと言われて、きょうの形になりました」
―途中交代後、新庄監督から何か声をかけたか
「ナイスヒットということと、お疲れさまということを伝えました」
―2ー4で敗れ、リーグ最下位が決まった
「もう来年のことしか考えてないです」
―来季の続投が発表され、監督自身もすっきりしたか
「うん。まあ、でも1年目、2年目でね。会見でも言いましたけど、いきなりガーンっていける世界でもないし、今年の経験を生かして。前も言っていたように、僕はいつも3年目で何かを起こすので、来年も何か起こしてくれると信じてるし、起こしたいし、選手がやってくれると思うんで」
ー来季も指揮を執ることを選手に話したか
「いや、していない。そういう話はしてないです。みんなチェックしてるんで」
―あえて伝える必要はない
「ない」
―小村社長が、秋は厳しく鍛えてくれと
「もーちろんですよ! きょうも見ました? 内野のエラー。あれ(記録は)ヒットですけど、エラーですもん。もう、とことん守備。もうバッティングいらないんじゃないかなって」
ー秋は
「うん。秋はね。守備をもう、とことん練習させて。でも、守備をやっていれば、バッティングも良くなってくると思うんで。その守備の意識っていうのを、ものすごく植え付けてやっていきます」
【一問一答:引退試合&セレモニー終えた谷内 「幸せな野球人生でした」】