札幌MFルーカスが全体練習合流「先制点を獲っていけば勝利に近づく」
■9月28日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は28日、ホーム柏戦(札幌ドーム、30日13時キックオフ)へ向け、ハーフコートのミニゲームなどで汗を流した。左脚内転筋を痛めて別メニュー調整中だったMFルーカス・フェルナンデス(29)が全体練習に完全合流。リーグ戦2試合ぶりのベンチ入り&スタメン出場へ意欲を見せた。
「あす1日、勝てるように良い準備をしたい」
ミニゲームでは左サイドでボールを持つと、独特のリズムを刻むドリブルで積極的にゴールへ推進力を発揮した。いつも陽気なブラジリアンは「少し足の違和感があって練習を休んでいたけど状態は良いです。あす1日あるんで、勝てるように良い準備をしたい。痛みもなくて、動いている感じだと問題ないですし普段通り試合に出ると思います」と臨戦態勢は整った。
それでもベンチメンバーぎりぎり
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ルーカスの戦列復帰は今の札幌にとっては大きい。柏戦ではDF岡村大八(26)、MF宮澤裕樹(34)、MF荒野拓馬(30)が累積警告で出場停止。さらにDF馬場晴也(21)がU-22日本代表としてアジア大会に参戦中で不在だ。この日、ミニゲームの主力組でプレーしたルーカスら11人のほか、控え組のフィールドプレーヤーで出場可能なのは4人。ここに控えGKと別メニュー組が間に合ったとしてもサブメンバーは7人ぎりぎりになりそうな気配だ。「名古屋戦に関しても、見ていて内容は良かったんで、そのパフォーマンスを維持して上積みできる部分があれば上積みして、自分ももっと貢献したい。チャンスは絶対にあるので、先制点を獲っていけば目標である勝利に近づく」。今季リーグ戦初ゴールも視野にチームを3試合ぶりの勝利に導く。