ファイターズ
自身初50試合登板の池田 リリーフ失敗でへこんだ時の活力はご当地の「おいしいもの」
■パ・リーグ25回戦最終戦 ロッテ2-9日本ハム(9月28日、エスコンフィールド北海道)
鉄人のすごさを実感
日本ハムの池田隆英投手(28)が28日、ロッテとの本拠地最終戦で八回から3番手でマウンドへ。中継ぎ投手にとって一つの目安である「50試合登板」をチーム一番乗りで達成し、「宮(西)さんのすごさが分かりました」とかみしめた。
ポランコを150キロ直球で三振斬り
節目のマウンドで吠えた。1死から安打を許したものの、4番・ポランコを150キロ直球で空振り三振に斬って絶叫。続く茶谷を雄たけびを挙げながら二ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。
シーズン序盤は1軍でのフル回転に「これ1年間もたないぞ」
楽天からトレード移籍3年目の今季は、開幕2軍スタートだった。4月5日に1軍昇格を果たし、シーズン序盤はビハインドでの登板、火消し、回またぎとフル回転。リカバリーが追いつかず、「これ1年間もたないぞ」と不安になることもあったという。
言葉より見て学ぶ
数々の修羅場をくぐり抜けてきたリリーフの先輩たちが、生きる教材だった。パ・リーグ記録の14年連続50試合登板を持つ宮西や3年連続の大台突破を目指す玉井。アドバイスをもらうだけではなく、「どうやって(体を)つくっているのか。言葉より見た方が早い」と見て学ぶこともあった。