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新庄監督 過酷エスコン秋季キャンプの裏で ファンへ〝激レアアイテム〟プレゼント企画も
■パ・リーグ25回戦最終戦 ロッテ2-9日本ハム(9月28日、エスコンフィールド北海道)
11月1日から沖縄・国頭との2拠点キャンプ
日本ハムの新庄剛志監督(51)が28日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に勝利した後、本拠地最終戦に合わせたセレモニーで背水の決意を表した。改革の手始めに、11月1日から始まる秋季キャンプをエスコンと国頭の2拠点で実施すると発表。「新庄剛志、監督という名の物語。最終章を迎える覚悟で、死ぬ気で本気で戦っていきます」と宣言した。
特例以外は全員参加
本気度が違う。エスコン開業元年の今季、重視してきたはずの守備でほころびが出た。浮き彫りとなった弱点を補うため、秋季キャンプにメスを入れた。例年、沖縄の国頭で若手主体に鍛えているが、今年は指揮官が願い出て、エスコンとの2拠点キャンプの開催が決定。特例はあるが、原則的に全員参加になる見通しだ。
「地獄はもう古い」
取り組むテーマとしては「徹底的に守備」と断言した。パ・リーグ最多の失策87が示すように、強化ポイントは明白。全体練習の大半を守備に当て、エスコン特有の天然芝に適応し、ミスの防止に努める。新庄監督は「地獄(という呼び方)はもう古い」と笑いながらも、過酷キャンプを予告した。