１０月１６日に台湾で入団会見　稲葉ＧＭも将来性に期待大

　日本ハムは２９日、Ｕ１８台湾代表の孫易磊（スン・イーレイ）投手と契約合意したと発表した。１０月１６日に台湾・台北市で入団会見が行われる。

　台北市出身の孫は１８３、８１キロの本格派右腕で現在１８歳。今夏に台湾で開催されたＵ１８Ｗ杯にも出場した。

　稲葉篤紀ＧＭ（５１）は「今年の春先から。孫選手が〝投手〟として急激に力をつけてきたことに注目していました。昨年まで野手がメインであったとは思えないほど、しなやかなマウンドさばきが非常に印象的です。Ｕ１８の日本戦で見せた勢いにあるストレートはもちろんのこと、相手打者に全く隙を見せない度胸満点の投球内容に、将来への飛躍を強く感じました。台湾の方々にとって宝物のような存在だと思います。しっかり時間をかけて育成し、将来は世界を相手に戦うようなスケールの大きな投手になることを願っています」とコメントした。