田中瑛斗が30日のソフトバンク戦に先発 フォーム改良 髪も切って〝イメチェン〟をアピールだ
前回は四回途中4失点KO 「今回はラストチャンス」
日本ハムの田中瑛斗投手(24)が30日、ペイペイドームで行われるソフトバンク戦で今季2度目の先発に臨む。8月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)では5四死球と制球に苦しみ、四回途中4失点KO。「前回あんなピッチングだったので、今回はラストチャンスだと思ってやります」と並々ならぬ覚悟を示した。
2軍で〝新庄流〟を意識 試行錯誤で課題を改善
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同じ過ちを繰り返さない。右肩痛を乗り越えて、今季初先発となった前回登板は散々な結果に終わった。試合後に2軍降格を告げられ、「フォアボール、デッドボールがすごく試合に影響するということを身に染みて感じた」と反省した。
2軍調整中は「(新庄)監督がずっと言っているようにストライク先行で、良いテンポで投げろというのを継続してずっとやってきました」。投球フォームを改良し、「無駄な動きを極力減らして、もともと(右)足をプレートの後ろまで引いていたのをやめたり、セットで投げたりしています。今のところ良いかなと思います」と手応えを得た。
新ヘアスタイルで再出発 来季に向け指揮官へ猛アピールだ!
心機一転、ヘアスタイルも変えた。KOされた数日後に「反省というわけじゃないんですけど、もういいかなって。ちょっと長すぎたので」と肩まで伸びていた長髪をばっさりカット。ガラリとイメチェンし「こっちの方が楽でいいです。暑くないです」と白い歯をのぞかせた。
シーズン終盤、最後の最後に先発のチャンスが再び巡ってきた。「来年へのアピールだと思って次の試合に挑むつもりなので、一番良い結果になったらいいなと思います」。テンポの良いピッチングで、指揮官のハートをガッチリつかむ。