【一問一答】1日のソフトバンク戦に先発する上沢
日本ハムの上沢直之投手(29)が、10月1日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発する。前回登板した23日の楽天戦で自己ワーストに並ぶ9敗目を喫したエース右腕は、シーズン最後のマウンドを白星で飾るつもりだ。試合前日の一問一答は以下の通り。
ー今季最終登板となりそう
「しっかりチームに勝ちをつけられるように頑張りたいと思います」
ー今季、シーズンを通して得た手応え
「苦しみながらも、防御率なんかを見たら結局、毎年同じような成績に寄っていく感じがしますね(笑)。でも、こんなにいろいろ考えながら投げたシーズンはない。そういう点ではすごく良い経験をしたのかなと思います」
ー集大成を出したい
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「それはもちろんありますし、最後はやっぱり良い形で、良い成績を残して終わりたい。頑張りたいです」
ー試したいこと
「もう試したいことはないですね。とにかく明日は結果にこだわって、なるべくゼロを続けられるように」
ー来季につながるシーズンになったか
「いろいろ自分の中で勉強になったシーズンだったと思います。でも、あまり良い思い出はないですね。正直」
ー新しいことを試しながら数字を追う難しさがある
「そうしていかないとダメかなと思う。毎年同じようなことをやって何も変わらないくらいだったら、いろいろ試して悪いこともあったり、良いこともあったりする方が野球選手としても人としても成長できる気がするので。トライ&エラーが大事かなと思います」
ー投球回はリーグ最多
「しっかり先発として長いイニングを投げたいという思いがあった。監督と投手コーチが長いイニングを投げさせてくれたおかげで、イニングに関してはしっかり投げられたかなと思う。そこは首脳陣に感謝したいです。上乗せして終われるように頑張りたいです」
ーシーズンを通して手応えがあった球種は
「途中からはカーブですね。速いカーブでしっかり三振も取れたし、カウントも取れるようになった。フォークをもう少し、自分の思い通りに投げられたらいいかなって感じはしますね」
ー日本で最後の登板になる可能性も。感慨は
「今のところないですね。しっかり最後の登板で、良い成績を残して終わりたいなというのがあるので。今のところ、そういう気持ちは出てきてないですね」
ー3冠王を狙う近藤は意識するか
「近藤もそうですけど、とにかくゼロで抑えないといけない。近藤以外も全員しっかり集中して抑えたい」
ー前回登板から重視してきたポイントは
「クイックでしっかり、真っすぐ強いボールを投げられるように練習しました」
ー柳田対策は
「しっかり厳しいところ、インサイドを突いていかないと抑えられないバッターだと思う。そこはしっかり投げながら、外もしっかり投げてって感じになる。結構、厳しいボールを投げると思います」