■パ・リーグ２５回戦最終戦　日本ハム０ー３オリックス（１０月２日、京セラドーム大阪）―（自ら口を開いて）
「ロドちゃん（笑）。２回 ⅔で（四球）５個。もう少しクイックもね、してもらわないと。先発のテストとはいえ。ドミニカでクイックの練習を３時間ぐらいして寝てもらわな。ボールはいいもの持ってるんですけどね。ランナー出てフォアボールでダブルスチールの可能性もありますからね。きょうの投球テストは厳しいかなあ」

―１イニングの方が向いているか
「プレッシャーがかかる場面で出せないからね。負けている試合とかで…ちょっと悩ましいね」

―投球テンポも遅い
「遅い。テンポが遅いとね。きょうは山本くんだったから、点数が入りづらかったんですけど、流れってのがあるからね。打つ方にも影響してくるし。山本くん、１年間投げて（防御率）１・２１。そして１４９キロのフォーク。うちのピッチャーはまっすぐ１４９キロ？（笑）そりゃ打てんわな。で、あのカーブ。そしてテンポ、タイミングは取りづらい。七回は（代走で）江越くんが出て行ったら、しっかりクイックしているし、さすがですよ。今後、彼がどんな選択をするかは分からないですけど、楽しみに情報を待ってます。日本を代表する…代表も代表ですからね。そんなに大きな体じゃないのに、すごいですよね」

―線も細い
「そうそう。練習、地味な努力を毎日して。最初はあの投げ方、批判された時もあっただろうし。それを山本くんがつくり上げて、それを今度は誰かがまねして、まねした人がまたいいピッチングをしてね。山本くんがつくり上げた練習方法を、うちの北山くんとかもまねしてますけど、ああいうアーム投げみたいな感じの（練習）を昔はまったくやってなかったから。考える頭の良さと、自分に合ったものを探すことをうちの選手もね。とにかく自分に合ったものをオフから探して、いいボールを投げられるように考えてやってほしいですね」

―鈴木が好投。来年の起用法は

「良かったね。まだ決めてないですけど、左バッターに対しての打ち取り方をつかんでもらって。それは経験させないといけないんですけど、先発はさせたいと思いますけどね」

―きょうは（左の）森を抑えた
「左が続くとどうかなと。やっぱり鈴木くんだと左（打者）が続いてくるから、最初に先発しておいて、すぐに鈴木くん（笑）。１人だけさせて」

―清宮を７番で起用した
「彼は外したり、打順を下げると気合がグッと入る選手だから。そうやって使うと打ったり、際どいところをファウルしてくれる。そういう選手だから。９番にしようかなと思ったけど、７番ぐらいで」

―（自ら口を開き）
「きょうも（失策が）１試合で２つ。テニスラケットぐらいのグラブを作ってもらおうかな。どこでも（打球が）入るようなね（笑）。でも練習で何とか克服しないと上は目指せないので、とことん守備を鍛えてね。そこでケガするなら、そこまでの選手。このオフはそれぐらい守備をやらないとダメですね」

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