ファイターズ
2023/10/02 23:55

山本拓実が節目の40試合登板 「移籍した年だけって言われないように、気を引き締めないと」

六回、出塁を許すも無失点に抑え、ベンチに戻る山本拓(右)(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ25回戦最終戦 日本ハム0ー3オリックス(10月2日、京セラドーム大阪)

六回から4番手登板 目標に掲げた大台に到達

 自らに課したノルマをクリアした。日本ハムの山本拓実投手(23)が2日、オリックス戦(京セラドーム)の六回から4番手で登板し、1イニングを無失点で切り抜けた。今季の登板数は節目の40試合に到達。シーズン途中に中日から移籍してきた小さな勝負師は、新天地で確かな実力を証明している。

ピンチにも動じず 2死一、三塁で若月を空振り三振

 2死後に招いた一、三塁のピンチ。複数の走者を背負っても、マウンド上の背番号67は呼吸を乱さない。「僕は3者凡退で終わることが少ない投手なので(走者を)気にせず、落ち着いて投げられました」。得意のカットボールで若月を空振り三振に仕留めると、涼しい顔でベンチへ向けて歩き出した。

小柄な大投手から学んだ遊び心 急成長の礎に

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