ファイターズ
2023/10/04 23:25

北山が大学の先輩・オリ平野佳の偉業に脱帽 祝福メッセージも逆に温かい激励「北山は頑張りすぎるところがある」

千葉・鎌ケ谷の2軍施設でキャッチボールなどで汗を流した北山(撮影・近藤裕介)

日米通算250セーブ達成のオリックス平野佳とは同じ京都産業大出身

 日本ハムの北山亘基投手(24)が、日米通算250セーブを達成したオリックス・平野佳寿投手(39)に尊敬のまなざしを向けた。同じ京産大出身で、オフには合同で自主トレを行うなど、親交のある大先輩。名球会入りの条件を満たす大偉業に「僕にはまだ想像がつかないレベルのこと」と脱帽した。

プロを目指すための一番の指標

 大学在学中から、追いかけ続けてきた背中だった。「僕がプロ野球選手を目指すにあたって、一番指標にさせてもらったのが平野さん。全てにおいての道しるべ。大学の先輩にいなかったら、多分僕はプロになっていない。本当に尊敬しています」。ルーキーイヤーだった昨季は中継ぎや抑えの難しさを身をもって経験し、あらためて先輩の偉大さを痛感した。

10月2日の日本ハム戦で日米通算250セーブを達成したオリックスの平野佳

 

 祝福のメッセージを送ると、優しい言葉が返ってきた。「『通算250セーブおめでとうございます。本当に尊敬しかありません』と伝えたら、『お疲れ様。わざわざありがとう。北山はちょっと頑張りすぎるところがあるから、肩の力を抜いて頑張ってな』みたいな感じで言っていただきました」。温かい激励に、感謝の思いがこみ上げた。

同じ監督の下でプロへの切符

 2人の最大の共通点は、京産大で監督だった勝村法彦さんに指導を受け、プロへの切符をつかんだこと。北山はことあるごとに、恩師から平野佳の話を聞かされていたという。

「おまえとよく似た選手が入ってきた」

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