【プレーバック】パ・リーグ25回戦最終戦 日本ハム3-5楽天(10月5日、楽天モバイルパーク宮城)
シーズン最終戦は逆転負け 万波のライバル浅村に先発・根本がソロ被弾
日本ハムはシーズン最終戦となる楽天戦に敵地で臨み、3-5で敗れた。二回1死から下位打線の奈良間大己内野手(23)、田宮裕涼捕手(23)、山田遥楓内野手(27)が2二塁打を含む3連打を放って2点を先制。田宮は三回にも2死一、二塁から中前適時打を放って追加点を挙げた。
先発の道産子左腕・根本悠楓投手(20)は、三回まで楽天打線を1安打に抑える好投を見せていたが、四回に万波中正外野手(23)と本塁打王を争っていた相手・浅村に26号ソロを被弾。2点リードの五回は1死から制球が乱れはじめ、3者連続四死球と満塁のピンチを招いた。島内は三邪飛に仕留めて勝利投手の権利まであと一人としたが、再び浅村を迎えてしまい無念の降板となった。
代わった火消し役の2番手・玉井大翔投手(31)だったが、浅村に同点の2点打を打たれ、続く岡島にも勝ち越しの2点打を浴びてしまった。打線はその後、七回の代打攻勢で2本の安打はマークしたが、それ以外の回は3者凡退で終了。今季の戦いは終わった。
これまで25本塁打を記録してホームラン王を争っていた万波は、「2番・右翼」で先発出場して5打数1安打2三振。本塁打のパ・リーグ通算ランキング3位以下が確定した。
■二回1死二塁で左前に先制打を放った田宮
「今日もチャンスでまわってきたので、とにかく後ろに繋ごうと思って打席に入りました。追い込まれましたが、なんとか粘ることができました」
■二回1死二塁で右中間適時二塁打を放った山田
「チャンスでまわってきたので、熱男魂で打ちました!」
■三回2死一、二塁で中前適時打を放った田宮
「またチャンスでまわってきたので、思い切っていきました!」
■五回途中2安打4失点で今季初の敗戦投手となった先発の根本
「最終戦で試合をつくることができずに途中降板してしまい、チームに申し訳ないです。来年の課題として、しっかり取り組みたいと思います」
■自身初シーズン100安打を記録した野村
「形としてヒットが出たことは良かったし、今日は一日通して感じも良かったので最後までそういう打席を送れたのは良かった。来年につなげていきたい」
■自身初のシーズン50試合登板を達成した河野
「一つの目標にはしていたので達成できたことは良かった。今日もランナーを出したけど、何とかゼロに抑えられたのは良かった。充実した1年になりました。自身は4敗しているので、課題もたくさん出た。この1年で終わらないように、来年もこれ以上の成績を残せるようにやっていきたい」
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(1/25) (2/25) (3/25) (4/25) (5/25)