2023自己採点~野村佑希の場合~ けがせず自身初シーズン100安打達成
新庄ファイターズの2年目シーズンが幕を閉じた。故障者が続出するなど、序盤から想定外の事態に見舞われ、60勝82敗1分。2年連続の最下位でフィニッシュした。それでも143試合を全力で戦い抜いた。新加入し、才能を開花させた投手。ポテンシャルの高さを見せつけたルーキー。一方で、けがに泣かされ、期待通りの結果を残せなかった選手もいた。道新スポーツデジタルが勝手にチョイスした個性的な面々が今季を自己採点する。
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「もう本当に、20点とかそういうレベル。ポジションを守り切れなかったし、打順も守り切れずに、最初から最後まで上げていくことができずにズルズルいってしまった。いろいろ含めて点数をあげられる部分は少なかったけど、逆にけがをせずに1年間という部分では初めてだったので、そこに関しては少し点数をつけられるかなという感じですね。4番、サードを守るっていう気持ちでシーズンの最初は入りましたし、逆に今シーズンが終わったときに、そんなことを言っている場合じゃない立場になってしまいました。危機感を持って来年やらなければ、このまま終わってしまう可能性もあるので、頑張りたいと思います」
「4月14日西武戦。エスコンでチームとして1本目のホームランを打てたところは、良かったかなと思います」
「まずはしっかり自己分析に費やしたいというか、何がここまで自分を悪くしてしまったのかっていうのを振り返りたい。そういうところが分かれば、仮に来年悪くなったときに修正できると思います。自己分析の時間をしっかりつくって、後は1年目、2年目、3年目とずっとやってきた基礎というか、そういう部分をしっかりもう一度、自分の中で見直したい」
「土台をしっかりつくって、1年間軸としてやっていく自分の動き、バッティングも含め、そういう1本、軸というものをしっかり持ちたい」
「去年の10月、姪っ子ができました。姉の子どもで、かわいいです。関東で休みがあったりしたときは、東京にいるのでちょっと会いに行ったりしますけど、そんなに頻繁には会えてはいないです。もともと、いとことかも、すごい年の離れている子が多かったので、かわいいなと思っていましたし、先輩方が球場に子どもを連れて来ているのを見ていて、すごい活力になっているだろうなと思いました。プロ野球選手は短命ですし、できれば僕も早く結婚して子どもが欲しいなと思います」