高校野球
北海が神村学園と国体で再戦 1994年国体優勝投手の岡崎光師さんが後輩にエール「まずはリベンジして」
8日から競技スタート、1回戦は地元の神村学園
10月8日から、かごしま国体が県内各地でスタートする。夏の甲子園で7年ぶりに16強入りした北海は、8日の1回戦で甲子園3回戦で敗れた神村学園と対戦する。1994年に2年生エースとして夏の甲子園で8強入りし、同年の愛知・わかしゃち国体で北海史上2度目の優勝を成し遂げた岡崎光師さん(46)が3度目の頂点を狙う後輩へエールを送った。
「初戦で勝って勢いに乗ることが出来た」
国体29年ぶりの初戦突破へ。岡崎さんは「甲子園も全部見てました。まずは地元の神村学園にリベンジですね。緊張しないで優勝してほしい。リベンジして優勝です。自分も初戦(2回戦)の大阪・北陽戦で勝って勢いに乗ることが出来た」と期待を込めた。
甲子園は3試合とも完投勝利で8強
2年生で挑んだ初めての甲子園。1回戦で優勝候補の一角・宇和島東(愛媛)を6-2で破ると、2回戦で史上初の砂川北との北海道対決を10-1で制し、さらに3回戦で小松島西(徳島)に14-5と強力打線をバックに次々と勝ち上がった。「まっすぐとカーブ。フォークは投げなかった。結構打たれましたね。暑かったし、緊張しました」。今年のチームと違い、3試合とも岡崎が完投勝利。フル回転で同校32年ぶりの8強入りをけん引した。