ファイターズ
2023/10/09 06:00

【一問一答】万波中正のシーズン総括 タイトルそして4番へのこだわりは

ホームラン王のタイトルを争うなどプロ5年目で大ブレークの万波。来季のさらなる飛躍を誓った

 日本ハムの万波中正外野手(23)が飛躍を遂げた2023年シーズンを振り返った。チームは低迷したが、ペナントレース最終盤まで本塁打のタイトル争いに絡むなど、入団5年目で大ブレーク。打率、打点を含む主要部門でキャリアハイをマークし、主砲として機能した。一問一答は以下の通り。

―今季を振り返って
「やっぱりチームの成績が振るわなかったので、すごい悔しい気持ちは常にあります。個人的に今までより成長を感じる1年ではありましたけど、やっぱりチームを勝たせる活躍がまだまだできなかったことで、来シーズン、もっと引っ張っていけるように。勝ちに貢献できるようにという思いは日に日に強くなっていると思います」

―若いメンバーが多い中で、どんな思いで戦ってきたか
「年齢に関してはあまり関係ないと思っていますし、オリックスだったり、阪神だったり、優勝した2チームも若い選手が中心になって勝っているので、年齢は全然、言い訳にならないと思いますし、その中で結果を残せなかったのは力がなかった。実力不足かなと思います」

―エスコンフィールドが開業した
「勝っている時も負けている時も、たくさんのファンの皆さんが応援に来てくださって、非常にうれしく思うと同時に、申し訳なさだったり、情けなさも感じながらの1年間になったと思いますね」

―プレーしていてどう感じたか
「本当に最高です。屋根を閉めていても開放感がありますし、開けた時の光が入ってきれいな球場というのは、僕自身も今までで本当にないと思います。プレーする側も見る側も本当に最高じゃないかなと思いますね」

―打率・265、本塁打25本、74打点。個人成績に関しては
「最初に立てた目標の数字になんとか近づいたのは手応えを感じた部分ではあります。実際やってみて、まだまだ悪くなった時の対応であったり、悪い癖の出方だったり、まだまだ修正できていないというのはありますし、成長する余地はまだまだあるなと感じてます」

―球界を代表する打者とタイトルを争った
「絶対に取りたいと思って、毎日打席に立っていた。先輩たちに挑むような、いい精神状態でプレーできた」

―攻められ方に変化は感じたか
「それはもちろん。1年間を通して、いろんな攻められ方をした。ある程度、克服できたと思ったら、違う攻め方をされたり。いろいろな発見があった。シーズンを通してそういうことの繰り返しなのかなと思う。それを1年間通して経験できたのは大きかった。来年以降、今年の経験を生かして、いろんな数字を伸ばしていきたい」

―印象に残っている本塁打は
「(エスコンで行われた9月16日のソフトバンク戦で)オスナ投手から打ったサヨナラ本塁打。それが初めてのサヨナラ本塁打。先頭打者(本塁打)から始まって、思い出に残る1本。あの1本が印象に残っている」

―新庄監督の2年目。変化や思いは

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