札幌MF荒野拓馬出演のラジオ番組が10月から5分拡大 「聞いている人のためになることをやっていきたい」
■10月13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
前日をオフに充てた北海道コンサドーレ札幌は13日、練習を再開しアジリティートレーニングを組み合わせた攻撃練習などを行って調整した。この日のトレーニングでも軽快な動きを披露していたMF荒野拓馬(30)には、ラジオパーソナリティーとしてのもう一つの顔がある。10月から放送時間が延長された自身の冠番組について思いを語った。
3週間のリーグ中断期間も半分消化
前節ホーム柏戦後から約3週間の中断期間も半分以上を消化し、来週21日の横浜M戦(日産ス)に向け練習の熱量も上がりつつある。自身のコンディションについて「ケガなくやれているので問題無い」と語るなど、ここまで順調にトレーニングを消化している。
今季のリーグ戦も5試合を残すのみとなった。「残りは5試合ですし、目の前の試合に向かってやっていくだけ。後半戦なかなか勝てていないので、しっかり勝てるように。チームとしての戦い方をしっかりやって、勝負にこだわっていきたい」と終盤戦に向けた意気込みを語る。
日曜朝は「荒野拓馬のGO!GO!コンサドーレ」
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今年4月からラジオ番組『荒野拓馬のGO!GO!コンサドーレ』(STVラジオ、毎週日曜8時45分)でメインパーソナリティーを務めているが、10月の番組改編で放送時間が5分延長となって15分番組へ拡大。新たに提供スポンサーも付き番組の勢いは増す一方だ。放送枠の拡大を「自分のやっている活動であったり、伝えたいことがより多くなったので、有効に使っていきたいです」。
多彩なゲスト、バラエティー豊かな番組スタイル
番組には札幌のチームメートだけでなく、レバンガ北海道の中野司(26)やアイスホッケー・レッドイーグルス北海道の橋本僚(30)、バレーボール・北海道イエロースターズの青島賢司(35)ら道内チームで活躍するアスリート、さらにはフードバンク代表、ピアノ講師、イラストレーターといった多種多彩なゲストに登場してもらうなど、サッカーの枠にとどまらないバラエティー豊かな番組のスタイルを構築している。放送開始からの半年を振り返り「いろいろな気づきがあったり、いろいろな競技の現状を学ぶことができています。自分自身も知らないことに目を向けて、いろいろな学びや経験を深められているのですごく楽しいです」と、番組を通して貴重な経験を得ている。
「30分になったらもっといろいろなことができる」
堅い話になりそうなテーマでもうまく雰囲気を解きほぐしながら対談したり、時にはスタジオを飛び出してオータムフェスト会場でロケを行い会場の人々に話を聞いたり、荒野の個性が十二分に発揮されている同番組。今後の展望について「自分ができる限りはやっていきたいし、自分の思いとか、聞いている人のためになるようなことをやっていきたいと思っています」と語り、そして「今は15分ですけど、これが30分ってなったらもっといろいろなことができると思うので、そうなるように頑張りたいです」と、さらなる時間枠拡大を狙っている。ピッチ内だけではなく、ピッチの外でもハードワークを披露している荒野の活躍から〝耳〟も離せない。