ファイターズ
北海道ボールパークFビレッジ 来場者300万人突破 今年の営業利益は26億円を予想
ファイターズ スポーツ&エンターテイメントが報告会
3月に開業した日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」を運営する「ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」は13日、球場を含む「北海道ボールパークFビレッジ」の開業後の状況についての報告会を開いた。9月30日までの203日間の来場者は303万人で、今年の営業利益を26億円と予想した。
球場には試合がない日は無料で入場でき、来場者数は平日が4500人、休日は1万500人規模だった。また303万人のうち33%は野球観戦以外が目的で、同社は「行楽地化している」と説明した。
前沢事業統括本部長 「来年も新しいことを展開していく」
毎試合後に来場者に実施したアンケートでは、開幕直後は徒歩で約20分離れたJR北広島駅などを結ぶシャトルバスや、飲食店の待ち時間に関する不満の声が多くあがったが、シーズン終盤までに大幅に解消した。駐車場も開幕戦以降、場外も含め約1000台分を拡充した。
同社の前沢賢事業統轄本部長は手応えについて「70~80点。想像以上のところもあった」と振り返り、「来年も新しいことを展開していく」と話した。