伊藤大海 パワーアップのため〝禁酒宣言〟 ノルマ達成のご褒美ワインもお預け!?
エスコンフィールドで自主トレを再開
日本ハムの伊藤大海投手(26)が15日、エスコンフィールド北海道で自主練習を行った。休養中は故郷の鹿部町に帰省し、中学生の弟・駿航さんとキャッチボールするなどリフレッシュ。この日から本格的に練習を再開し〝酒断ち〟することを誓った。
先発3本柱で今季投球回486回⅔ 建山コーチ発の数字目標をクリア
今年2月の春季キャンプ。伊藤、加藤貴、上沢の先発3本柱は、建山投手コーチから「3人で450(イニング)」のノルマを課されていた。自身は153回⅓を投げ、3投手あわせて486回⅔とクリア。「いいワインをくださいって書いておいてください」と、おねだりしたが、ご褒美ワインにありつけるのは当分先になりそうだ。
本格練習の再開とともにスイッチオン
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キャッチボール、ウエートトレーニングで汗を流し「きょうからお酒も飲まないと決めていたので。全部、食事も切り替える。今までは好き勝手やっていましたけど」と禁酒を宣言。1週間ほどのオフ期間は、普段は食べない大好物のカップラーメンなど「何も気にせず好きなように食べていました。暴飲はしていないです。暴食です」。自由に飲み食いしたが、来季に向けてスイッチを入れる。
今後もお酒は控えめに。「こういう時期はご飯に行こうとかが多かったので、今回は基本的に家でご飯を食べるようにして、ちゃんと規則正しい生活を。炭水化物をちょっと抑えて、朝と夜に40分くらいウオーキングして。年内やってみて、それで反応があれば、1月もちょっとやってという感じです」と計画を立てている。
CSチェックでやる気上昇
前日14日にはクライマックスシリーズ(CS)初戦をチェックし、「いつもやっているカードでも雰囲気が変わるなと感じました。うらやましいなと思う」と発奮。伊藤が入団した21年以降、チームはBクラスと低迷しており、「上位のチームに入ると、まだシーズンをやっている。逆に言えば、開幕まで一番長く(練習)できる立場なので、しっかりしないともったいない」と決意を新たにした。
オフのテーマはパワーアップ 自主トレは雲隠れを宣言
「もうだいぶクリーンな状態だと思うので、ここから全体的にパワーアップできるように、まずはエンジンをでかくするようなイメージでやっていけたら。肉体改造まではいかないですけど、体脂肪を落としたり、強く速い体にしていけたらなと思います」とテーマは明確だ。
自主トレ場所については「内緒っす。伝説のポケモンみたいになろうかなって。どこに現れるか分からない」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。人知れず禁欲生活を送り、理想のボディーを手に入れる。