ファイターズ
2023/10/16 20:15

道産子右腕・玉井が球速UPに挑戦 今オフは〝道産子会〟開催も熱望 音頭を取るのは?

エスコンフィールド北海道で自主トレを行った玉井(撮影・中田愛沙美)

今季3年連続50試合登板達成も

 日本ハムの玉井大翔投手(31)が16日、エスコンフィールド北海道で自主練習を行った。今季3年連続の50試合登板を達成したタフネス右腕は、「150キロくらい出せれば楽になる」と球速アップを誓った。

最終戦は今季を象徴するような登板だった

 プロ7年目の今季は、開幕から1軍でシーズンを完走。大台をクリアしたが、満足感はない。50試合目の登板となった5日の楽天とのシーズン最終戦では、2点リードの五回2死満塁でマウンドへ。浅村に同点の中前2点適時打を浴びるなど、散々な結果だった。

 「今年を象徴するような最後になりました。良かったところなんて話せないですよ。今年は(50試合)いかせてもらったという感じです」。自虐的にシーズンを総括した。

 1週間ほどの休養期間を経て、14日から来季に向けて本格的に始動した。さらなるパワーアップへ、明確なテーマを設定している。
 

キャッチボールする玉井

 

球速は上げていくつもりじゃないと落ちちゃう

 「体は大きくはしないですけど、全体的に出力を上げていきたい。やっぱり球が速いに越したことがない。ファウルも取れるし、楽ですよね。パワーピッチャーは目指してないですけど、年齢的にも、落とさないようにと思うと落ちちゃうので、上げていくつもりでやっていきたいです」

来季は「勝利の方程式」入りとホールド自己最多を目指す

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