横浜Mと今季6戦目を迎える札幌 DF岡村大八が元同僚封じ ルヴァン杯の雪辱果たす
■10月17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
オフ明けはインターバル走などで調整
オフ明けの北海道コンサドーレ札幌は、21日の次節アウェー横浜M戦(日産ス)に向けて練習を再開し、インターバル走などを行って調整した。今季ここまで27試合に出場している守備の要・DF岡村大八(26)は、リーグ最多得点を誇る強力・攻撃陣を再び封じ込めることを誓った。
ここまで5試合は3勝2敗で勝ち越し
今週末に行われるアウェーゲームは、プロサッカーの世界では異例とも言える〝第6ラウンド〟となる。横浜Mとは3月に札幌ドームで戦ったリーグ戦(〇2-0)を皮切りに、ルヴァン杯グループステージで2試合、同杯準々決勝で2試合と、合わせて5試合を行って3勝2敗で勝ち越している。
強力攻撃陣を警戒
この対戦でチーム最多4試合でスタメン入りしているのが岡村だ。「1年間で同じチームと5回試合をするというのはなかなか無いし、しかもJ1の2位に位置しているという強度の高いチームなので、嫌な相手ではある」と、最多52得点を誇る強力攻撃陣に警戒心を見せた。
札幌時代のロペスと当時サブだった岡村は何度もマッチアップ
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その攻撃陣をけん引しているのが得点ランク2位の19得点を挙げている元チームメートのFWアンデルソン・ロペス(30)だ。「当時、僕はサブチームだったので、ロペスとマッチアップする機会も多かった。お互い、手の内を明かした状態でプレーする機会が多くなる」と語っており、互いを知り尽くした2人による激しいバトルが予想される。
ルヴァン杯準々決勝では手痛い2点目献上
今季、ロペスは札幌戦で2試合に出場。3月12日のリーグ戦では岡村がロペスを封じて完封勝利へとつなげたが、9月10日のルヴァン杯準々決勝第2戦(ニッパツ、0●3)ではロペスに2点目のゴールを奪われてしまった。その得点によって2戦合計のスコアで上回られ、ベスト4入りを逃すという結果につながった。
試合の行方を左右すると言っても過言では無いこの両者の対決。敵地で再びロペスをシャットアウトすることができれば、試合終了のホイッスルと共に歓喜する確率は上がるはずだ。
「勝って4勝2敗にしたい」
次は引き分け以上で6試合での〝勝ち越し〟が決まるが、「引き分けとは言わずに、勝って4勝2敗にしたい。この前のルヴァン杯は0-3と完封で負けてしまったので、その雪辱を果たしたい」と、ニッパツでの悔しさを日産スタジアムのピッチで晴らすつもりだ。リーグ戦はダブルで完封し、4試合ぶりの勝ち点3をつかみ取ってみせる。