コンサドーレ
札幌FW大森真吾 復帰後最多70分出場した練習試合経て横浜M戦で忘れ物を取りに行く
■10月17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
加入後初めて深まる秋を体感したルーキー
北海道コンサドーレ札幌の大卒ルーキーFW大森真吾(22)が、練習試合で得た課題と手応えを糧に横浜Mへの雪辱を果たす。
この日は札幌市内で今季の最低気温の6.4度を観測。北海道十勝スカイアースとの練習試合が行われた15日の最高は22.3度だっただけに、一気に秋が深まったことを感じさせる一日となった。今年から北海道で生活をスタートさせた大森も「外に出たときに、急に冷えたなって」と、初めて迎える北の大地の秋を肌で体感した。
練習試合ではチャンスメークも得点はなし
15日の練習試合で大森は3、4本目に出場。前線でのポストプレーで何度もチャンスメークをした。それでも「やはりJ1よりは強度は低いので、ああいう中でできなかったら厳しいだろうなと思っていました。それでもパスの質であったり、もうちょっと周りを見られたかなと思いますし、そういうところでは課題も見つかりました」と、自身での評価は厳しめだ。
「決めないといけないシーンがあった」
そう感じたのも、やはり得点という結果を得ることができなかったことが影響している。再三チャンスがあったものの、決定的なシュートがクロスバーに阻まれるシーンもあり、ゴールを挙げられないまま終了。「決めないといけないシーンが4回ぐらいあったけど入らなかった。ゴール前で慌ててしまうところは修正していかないといけない」と反省を口にする。
その一方で、3月に手術した右脛骨疲労骨折から復帰後最長となる70分間の出場を果たしたことはプラス材料だ。「ゲームをやらないとゲーム体力という部分では上がってこないので、久しぶりに70分出られたというのは良かった」。