高校野球
【プレーバック】秋季全道高校野球大会2回戦 北海9-0稚内大谷※七回コールド(10月19日、札幌ドーム)
新戦力の活躍により北海が9-0で稚内大谷を七回コールドで打ち崩した。
北海は二回、安打と犠打で2死二塁から、支部予選で初のベンチ入りした9番・吉井天星三塁手(1年)が中前へ先制の適時打。これをきっかけに一挙3点を奪い主導権を握った。吉井は五回にも1死満塁から右前へ2点適時打、七回にも1死二塁から左前へ適時打を放ち、3安打4打点の大活躍。
投手陣は、松田収司投手(1年)、浅水結翔投手(1年)、新屋敷寿也投手(2年)の0封リレー。
稚内大谷は四回まで毎回得点圏に走者を進めたが、決定打が出ずに得点につなげることが出来ず散発4安打に終わった。
■9番ながら3安打4打点の吉井天星三塁手(1年)
「1つエラーしてしまって、(グラウンドに)慣れていない部分はあったんですけど、バッティングの面でチームに貢献できればと思っていたので、打てて良かったです」
■初戦をコールドで制した北海・平川敦監督(52)
「投手がしっかり投げてくれた。吉井はいいところで打席が回ってきて結果を残してくれた。実戦で力を出せたというのが良かった」
■7回9失点(自責8)と打ち込まれた稚内大谷の白田優斗投手(2年)
「ベストボールを打たれたこともあった。つなぐバッティングが徹底されていた。球威をアップさせて、春にまた北海と試合できるように頑張っていきたい」