高校野球
【プレーバック】秋季全道高校野球大会2回戦 帯広大谷9-2北見柏陽 ※八回コールド (10月20日、札幌ドーム)
投打がかみ合い帯広大谷がコールド発進
相手のミスを逃さず、確実に得点した。一回、先頭の家次陽希右翼手(2年)が内野安打で出塁し、捕逸と犠打失策で三進。暴投で先制のホームを踏んだ。1-2の三回にも1死二、三塁と攻め立て、相手失策で2者が生還。試合をひっくり返した。
3-2の五回には押し出し死球と8番・森浦直也捕手(2年)の2点打で3点を追加した。六、七、八回にもタイムリーが飛び出し、1点ずつ加点。相手を突き放した。
投げては先発左腕の渡邉祥太投手(2年)が六回途中2失点と好投。2番手登板の市村凪投手(2年)は後半3回を無安打無失点に抑えた。
北見柏陽は0-1の一回2死一、三塁で5番の山内悠生投手(2年)が2点二塁打を放ち、逆転に成功。だが、二回以降はわずか1安打と振るわなかった。
■創立100周年の節目に、秋の全道で初勝利した帯広大谷の網野元監督(51)
「最初はたぶん緊張してたと思うんですけども、向こうのミスで点数が入って、それで落ち着いた。渡邉も立ち上がりは悪かったですけど、しっかり落ち着いてくれましたね」
■3安打1打点と活躍した2番・糸瀬拓未主将(2年)
「きのうの白樺さんがサヨナラで負けてしまった。知り合いの1年生・久保からLINEで『あした頑張って』。十勝対決といきたかったですけど、白樺さんの分までとバットを振り抜きました」