高卒3年目左腕の根本悠楓 侍ジャパン入り濃厚 過去にU15アジア選手権V
11月開催のアジアチャンピオンシップに臨む日本代表
日本ハムの根本悠楓投手(20)が、11月に行われるアジアプロ野球チャンピオンシップに臨む日本代表の有力候補に挙がっていることが20日までに分かった。
今季5試合に先発登板 3勝1敗の防御率2・88
高卒3年目左腕の根本は昨季、1軍デビューを果たすと3勝をマーク。先発ローテ入りを目指した今季は開幕から調子が上がらず、初昇格は8月までずれ込んだが、終盤に巻き返して3勝1敗、防御率2・88の成績を残した。本拠地最終戦、今季ラストゲームと2つの節目で先発を務めたことも、首脳陣の大きな期待を表している。
国際舞台は経験済み 17年のアジア選手権で優勝に貢献
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将来を嘱望されるホープは、中学3年時の2017年にも「U15アジア選手権」で日の丸を背負った。大一番の韓国戦で3イニングを無失点に抑え、日本の優勝に貢献した。
世代別代表での経験について「レベルが高い環境で、自分に足りないものが見つかった。『もう1つ上のレベルで、投手として意外とやっていけるかも?』と感じることもできた。プロになっても代表に入れたら」と語り、侍ジャパンへの思いを強めていた。
日々進化の道産子左腕 現在フェニックスリーグに参戦中
現在は、みやざき・フェニックスリーグに参戦中。15日の阪神戦では、ほぼフルメンバーの強力打線を相手に六回途中4失点と奮闘し、「五回までは1失点で、投げている球は全然、悪くない。チェンジアップとかフォークとかも結構、良い感じで決まっていた。あとは変化球。使いどころと精度をもう少し練習したい」と上々の手応えを口にしていた。