■みやざきフェニックス・リーグ　日本ハム６－１楽天（１０月２２日、アイビースタジアム）

今季レギュラーシーズンは１００安打

　日本ハムの野村佑希内野手（２３）が２２日、みやざきフェニックス・リーグの楽天戦に「４番・三塁」で先発出場。第１、３打席に快音を放ち、今リーグ第３クール全３試合でマルチ安打を記録した。今季のレギュラーシーズンで１００安打をマークした期待の強打者は、来季の大飛躍を目指して打力アップに励んでいる。試合後の一問一答は以下の通り。

長所を伸ばすことが大切

―３戦連続マルチ安打
「良いものも出ているし、まだまだイメージと違うところもありますね」

―フェニックス・リーグのテーマは
「今シーズンは、あらためて打たないと（試合に）出られないなと思いました。守備はめちゃくちゃ大事だと重々承知しているけど、その中でも自分の長所を伸ばすことが大切かなと思っています」

―打撃で重点を置くポイントは
「フォームでいえば打ち終わった後に足がフラフラしてしまったり、振り切らないで走ってしまったりすること。しっかり振り切ることですね。あとは大きくゆったり打つことを意識しています」

今年の打席をしっかり整理してオフを迎えたい

―オフは自分を見つめ直したいと話していた
「今シーズンの反省ですね。まずはバッティング。おととしも感覚は良くなかった。何がずれておかしくなっているのか、今年はどういう攻められ方をしたのか、その中でどんな動きができなかったのか…。いろいろあります。そこをしっかり整理してオフを迎えたいです」

―道具や打撃フォームなど変更したいものは
「フォーム自体は、やりたい動きに応じて自然と構えや動きが変わっていく。道具は、今のところ変えるイメージは持ってないですね」

―今リーグも残りわずか。どんな時間にしたいか
「試合はありますけど練習量を落とさずに。時間は限られているのでスイング量、ウエートトレーニングを大切にしたい。体がきつい中で、どう試合に向かうかが大事。あとはケガをしないように、秋のキャンプを迎えられたらいいなと考えています」