Vリーグ
ヴォレアス開幕2連敗 新加入OHルーク・スミスが12得点「ポジティブな形を見せられた」
■Vリーグ男子1部 東レアローズ3-1ヴォレアス北海道(22日、静岡・三島市民体育館)
セットカウントほど総得点差はなし
今季のヴォレアス北海道浮沈の鍵を握るのは新加入の背番号9となりそうだ。ヴォレアスは東レアローズに開幕2連敗を喫したが、合計得点は89-96と競り合った。12得点を記録した新加入のアウトサイドヒッター、ルーク・スミス(33)には、エース・張育陞主将(23)の負担を減らす役割が期待される。28、29日はホーム・旭川に東京グレートベアーズを迎えての2連戦。地元ファンの前でV1初勝利を目指す。
元豪州代表、合流2週間で活躍の片鱗
オーストラリア代表も経験しているスミスがヴォレアスに力をもたらす。合流から2週間しか経過していないことから、21日の開幕戦は第3セットからの出場となったが、この日はスタートから出場。最も期待されるアタックのみならず、サービスエースも奪った緩急を付けたサーブで効果率13.9をマーク。ブロックでも1得点を挙げるなどプレーヤーとしての幅広さを見せた。スミスは「ポジティブな形を見せられたと思う。日々みんなと練習してきて一緒に成長していけている。チームとして持っているものはある。ポジティブに考えている」と振り返った。