2023自己採点~江越大賀の場合~ 新天地で花開いた新庄監督の秘蔵っ子
新庄ファイターズの2年目シーズンが幕を閉じた。故障者が続出するなど、序盤から想定外の事態に見舞われ、60勝82敗1分。2年連続の最下位でフィニッシュした。それでも143試合を全力で戦い抜いた。新加入し、才能を開花させた投手。ポテンシャルの高さを見せつけたルーキー。一方で、けがに泣かされ、期待通りの結果を残せなかった選手もいた。道新スポーツデジタルが勝手にチョイスした個性的な面々が今季を自己採点する。
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「理由は特にないですけど、(自分以外で)80点が一番高いなら、その上にいこうかな。それだけです。もちろん野球をやっている以上は常に納得いく成績はないと思う。たぶん、どんだけいい成績を残せた人でも、もっと上にいけたなというのはあると思う。それで70点、80点をつけていてもという感じなので100点で。来年は100点のレベルを上げられるようにしたいです。1軍でずっと試合に出られていたので、痛いから休むとかはなかったです」
「出場100試合目だった10月5日の楽天との最終戦。新庄監督に『三振したらすぐ代えるぞ』と言われて、(二回の)1打席目に三振して(その裏の守備で)代えられた試合ですね。ある意味、持っているなと思いました。自分らしいなと思います(笑)」
「課題がバッティングなので、いろいろ試しながらやっています。構えをクローズスタンスにしてやってみている。まだ1週間くらいしかやっていないんですけど、感じは良いので。バッティングが変われば、試合に出られると思うので、そこは意識しています」
「101試合出場で。今年は本当に監督に使ってもらった。実力で、外せないなと思うような結果を残して、101試合出たいです。今年はだいぶ使ってもらったなと感じたので。けが人が多くて普通に野球をやっていたら出られたという感じだったので。こんな成績なのにファンの方々がたくさん応援してくれる。特にけがした時に応援してもらった。痛いからって、休んでいられないという思いが正直、ありましたね」
「阪神時代から知っている人には『明るくなった』と、よく言われます。イキイキしていると。そんな自分の中では変わったつもりはないんですけど、何なんですかね。若い選手がいっぱいいるからですかね。年齢的にもベテラン。高卒の選手が多いからですかね。いい意味で結構(距離感が)近いので。ちょっと危ないヤツもいます。みんなグイグイと〝仏の江越〟をイジってきます(笑)」