プロ野球
赤平市出身の王子・高島泰都投手がオリックス5位指名「ここがスタートライン」【ドラフト会議】
明治大4年時は指名漏れ 今年7月の都市対抗で4強
赤平市出身で社会人野球の王子でプレーする高島泰都投手(23、明治大-滝川西高出)が、オリックスからドラフト5位指名を受けた。右腕は「社会人で2年間しっかり投げ、プロに行きたい思いでやってきた。達成感と同時に、ここがスタートライン」と気を引き締めた。明治大では準硬式野球部に所属し、最速は150キロまで伸び、アマチュア球界で名の知れた存在まで成長した。
大学4年時にプロ志望届を提出したが、惜しくも指名漏れし、王子に進んだ。昨秋の日本選手権では航空自衛隊千歳戦に先発し、8回1安打1失点10奪三振を記録。そして今年7月に行われた都市対抗野球大会でも好投し、チームの4強入りに貢献。パ・リーグ3連覇を果たしたオリックスから指名された。高島は「投手力が高いチームの一角を担えるようになりたい」と意気込んだ。
■プロフィール 高島泰都(たかしま・たいと) 1999年12月3日生まれ、赤平市出身。180センチ、77キロ。赤間小1年で競技を始める。滝川西高では、2017年夏の甲子園に控え投手としてベンチ入り。明治大では準硬式野球部でプレーし、150キロをマーク。卒業後の22年春に社会人野球の王子(愛知)入り。同年の日本選手権では航空自衛隊千歳戦で登板。23年の都市対抗では4強入りした。