ファイターズ
2023/10/27 21:20

指名あいさつ受けた158キロ左腕のドラフト1位・細野晴希 対戦したい打者に大谷の名を挙げた理由とは

細野よ、大志を抱け! 北の大地を思わせる緑豊かな東洋大キャンパスで報道陣のリクエストに応える稲葉GM(左)と細野(撮影・松本奈央)

プロ野球選手も目が大事 稲葉GM「やる気に満ちた目がいい」

 ドラフト会議で日本ハムから1位指名された東洋大の細野晴希投手(21)が27日、同大で指名あいさつを受けた。くじ引きで交渉権を引き当てた稲葉篤紀GM(51)から「目がいい」と、ちょっぴり垂れ目で透き通った茶色の瞳を絶賛された。

 運命の日から一夜明け、細野は「きょう朝起きてから少しずつ実感が湧きました」。稲葉GMらと約30分の会談を終え「緊張していて…(話の内容は)全然覚えていない」と苦笑いしたが、その瞳には力強さがあった。

目は口ほどにものをいう

 稲葉GMは「目の奥が光っていて、やる気に満ちている。そういう目を見て安心しました」とニンマリ。最速158キロを誇る剛腕の魅力を力説した。「目力があるね。目ってすごく大事で、目は口ほどにものをいう。この目を大事にしてほしいなと思います。プロに入る前は希望に満ちあふれた顔をしているんですけど、プロに入ると染まっていってしまうんでね。いまのこの気持ちを忘れずにいてほしいです」。

日本を代表する投手に

 熱い言葉を掛けられた細野は「ありがたいお言葉をいただいたなと思います」と大感激。「やるからには一番を目指して日本を代表するピッチャーになれるようにしたい」と決意を新たにした。

ドラフト指名後の会見で

 前日26日の記者会見では、対戦したい打者に日本ハムOBでエンゼルス・大谷翔平投手の名を挙げた。米大リーグで活躍する大先輩との対戦を熱望したのは、深い理由があった。

衝撃を受けた大谷の打席をもとにシミュレーション

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