【プレーバック】J1第31節 札幌2-1横浜FC(10月28日、札幌ドーム)
MF駒井が頭で先制ゴール
最下位・横浜FCをホームに招き、勝てばJ1残留が決まる一戦。札幌は立ち上がりから積極的な攻撃姿勢を示し、相手ゴールに攻め込む。すると前半18分、左サイドからMF菅大輝が、ゴール前反対サイドにいたMFルーカスにクロス。これに反応しシュートを放ったが相手GKのパンチングにあったこぼれ球をゴール前に詰めていた駒井善成が頭で押し込み先制点を奪った。
攻撃の手を緩めずMF浅野が追加点
同31分には自陣右サイドからルーカスが前線にパス。これをMF浅野雄也が受け、内に切れ込み左足で相手GKが手の届かないコースに弧を描きながらのシュート。2-0とリードし、勝ちに飢えていたサポーターのムードは最高潮に達した。前半、札幌は10本のシュートを放ち、相手シュートを2本に抑える完璧な内容だった。
3節残し7年連続J1残留決定
後半に入ると長いリーグを戦い抜いてきた疲れと故障から運動量が落ち、互いにチャンスが生まれる状況に。それでも札幌は5人の交代枠をフル活用し、相手の反撃をアディショナルタイムの1点に抑え、2-1で勝利。3節を残し、横浜FCとの勝ち点差を10に広げ、7年連続のJ1残留を決めた。
詳細はこちら
■7年連続のJ1残留を決めたMF宮澤裕樹主将(34)
「自分たちが思い描いていたような結果ではないけど、まずはチームとして来年もJ1で戦えるというところは良かったです。リーグ後半戦は特にフラストレーションがたまるような内容の試合が多かったですし、結果を見ても下の方だったので。残留という結果が今日出ましたけど、残りの試合でより多くいいゲームを見せたいです」
■後半41分から途中出場し、約2年ぶりとなるリーグ戦出場を果たしたDF西野奨太(19)
「ヒリヒリした展開の中で起用してもらえたのはうれしいところですけど、出場してピンチを1回つくっているのは本当に反省すべきところではあります。それでも(試合に)出られたのは自分にとって大きなことだと思います」
(1/15)
(2/15)
(3/15)
(4/15)
(5/15)